2014年1月12日日曜日

高校を卒業したら、斜に構えたっていいことないよ、という話






本当に題名通りのポストですけど。


高校を卒業したら斜に構えたっていいことありません。
背伸びをすることは有益なこともありますが、地に足の着いていない背伸びはやめましょう。



僕も中高と大分背伸びしましたし、物事に対して斜に構えました。
そのこと自体を良い悪いと判断することはしません。
青少年期のそういう自意識過剰なところって、大なり小なり誰しも持っているものだと思うし。


ただ、大学入って、たとえば卒業も間近になっているときに斜に構えていても
いいことはないんじゃないのかなーというのが最近の思いです。



だって、社会に出てから、斜に構えてて成功することなんてひとつもないですもの。
「人と違う視点を持つこと」によって成功に繋がるという事例はあるでしょうけど。

大切なのは、「斜に構えること」と「人と違う視点を持つこと」はイコールではない
という事実を理解することです。



僕が思うに、斜に構えないと自分を保てないという状態というのは、
自分が大したこと無い、何者でもないということに強い恐怖を感じている状態です。
そうすると、すべての行動動機が「恐怖から逃げるため」になってしまいます。
「恐怖から逃げる」が動機になると、失敗することが途端に恐ろしくなります。

しかし、世の中の多くのことはたくさんの小さな失敗を経てやっと上達し学んでいけるような事柄ばかりなので、
自分の中に失敗を許容できるような価値観を持ち合わせていないと
生きることが途端に難しくなります。



今の自分が生きやすくなるために選択した方法=斜に構える、が
未来の自分を生き辛くすることに繋がっていきます。必ず。






じゃあ、斜に構えずにいるにはどうしたらいいか、というと
よくわかりません。
失敗を受け入れられるようになるための方法も、よくわかりません。


そう考えられるようになるだけ

というのが答えのような気がします。



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