2014年2月12日水曜日
和食をドンドン世界に売っていく動きにワクワクする、という話
https://tyottoku.blogspot.com/2014/02/blog-post_12.html和食をドンドン世界に売っていく動きにワクワクする、という話
“UMAMI”は世界を幸せに…「和食」日英対談と試食に舌鼓
MSN産経ニュース
http://p.tl/52RC
ロンドンにある日本大使館で、和食の試食イベントが開催されたようです。
招待されたのは政府官僚に議員、食品業界の専門家やプレスと、
とても良いイベントじゃないですか!
やっぱり、権力と影響力を持っている人たちに知ってもらわないと意味ないですからね。
料理を振る舞ったのは「菊乃井」のご主人村田吉弘さんということなので
しっかりした料理が招待客を楽しませたことでしょう。
世界においてのいままでの和食のイメージと言えば「ヘルシー」「低カロリー」が
健康志向のハイクラスな消費者に受けていた感じですが、
上のニュースでキーワードとなっている「UMAMI」という概念が
うまいこと和食とパッケージングして普及したら、ちょっといいなーと思います。
ヘルシーとか低カロリーとか、あるいはTOFUはベジタリアンにも好かれるとか、
そういうのって和食じゃなくても出来るじゃないですか。
フレンチだってイタリアンだって、ヴィーガンまでのベジタリアンに対応できますしね。
でも「UMAMI」という考え方には特殊性があります。
旨味の扱いに注目して発展してきた料理はアジアに多くて、
その中でも和食はその体系の根幹に「だし・旨味」を据えています。
世界の料理の中で味覚の中に独立して「旨味」をみているものは、
ほとんど和食だけと言っても過言ではないでしょう。
事実、ヨーロッパの科学者の間では近年まで「旨味」の存在は懐疑的に捉えられていたそうです。
2000年になって味蕾の感覚細胞にグルタミン酸の受容体が発見されたんですって。
おそらく、昆布出汁をいきなり飲ませても、反応が出来ない方のほうが世界的には多いと思うので、
まずは「UMAMI」という概念を浸透させて、
それと一緒に京料理をパッケージングして、ハイソサエティな方に流行らせるのがいいんじゃないでしょうか。
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