2014年2月2日日曜日

10年後のヴィジョンを持っているのは誰だ?という話







各業界に、ヴィジョンを提示してくれる人物っていますよね。
いい意味でもわるい意味でも。

その業界の空気を先導したり、現状に問題提起したり。




たとえば、10年後のヴィジョン。


ネットサービスの10年後はどうなっているか。

アートの10年後はどうなっているか。

政治の10年後はどうなっているか。

建築の10年後はどうなっているか。

日本のワインの10年後はどうなっているか。

J-popの10年後はどうなっているか。

日本のアイドルの10年後はどうなっているか。

ガン治療の10年後はどうなっているか。


それぞれ、聞いたら答えてくれそうな人、思い浮かびません?
賛否両論あれど、堀江貴文氏とか、会田誠氏ないし村上隆氏とか、
小泉進次郎氏とか、藤村龍至氏とか、そういう感じに。
積極的に発信はしてないかもしれないけれど、聞いたら答えてくれそう。皆さん。



では、クラシック音楽はどうでしょう。

クラシック音楽の10年後のヴィジョン。
誰に聞いたら答えてくれるかなぁ。

オペラの10年後のヴィジョン。
誰に聞いたら答えてくれるかなぁ。


燈台下暗しで、同じ業界だから僕が気付いていないでしょうか。

僕たちの進む道はこれだ!目指す場所はあそこだ!と声高に叫んでくれる人、
本当はすでにいるんでしょうか?

僕が知らないだけで、もしもすでにいるなら、その人が誰か教えてくれませんか。

もし、クラシックの10年後のヴィジョンを持つ人がいないのであれば、
このブログを読んでくださってる音楽家の皆さん、一緒に考えてくれませんか?



僕たちはとりあえず目の前のことに一所懸命です。
それはとても尊いことだし、その自己鍛錬からしか芸事の極みは目指せませんし。

自分の10年後については考えているかもしれません。
こんなレパートリーを増やして、こんなポストで活躍していて、みたいな。

業界の10年後はどうですか。業界がどうなっていたら僕らは幸せですか。



クラシック界の10年後。
ヴィジョンを掲げてくれる人、どっかにいないかなー。
有名で求心力のある人。



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