2017年3月1日水曜日

新作ミュージカル「シンデレラ」終演のお知らせ。





先週末、2/25,26に
以前よりお知らせしていた山梨発新作ミュージカルの
「シンデレラ〜ねずみたちのプリンセス〜」が
無事に終演を迎えました。
本当にありがとうございました。


プロジェクトがスタートしたのがいつだったか
僕自身正確に覚えていないのですが、
随所で2年前からとか、2年半前からとか目にするので
大体それくらい前のことだったのでしょう。

"いい作品があるから、これをホール主催でプロジェクトにしたら楽しいんじゃないか"
という思いつきで言いはじめたことが、
これほど多くの人の繋がりを生み、たくさんの涙と笑顔を創り出し、
2回公演で1200席を満席にしたという真実に、
僕はとても驚いています。

これもすべて、このプロジェクトに興味を持ち
支え、応援してくださったすべての皆様のおかげです。
この場をお借りして心より御礼申し上げます。
ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございます。


☆ ☆ ☆


そして、皆様のご声援のおかげもあって、
早くも今年2017年11月北杜市出張公演
さらには2018年3月コラニー文化ホールでの再演決定しました!
めでたい!!!!!
ほんとうにありがとうございます!!!!!

あの、本番の日の、会場を包み込む、ステージと客席から発せられるキラキラした熱気が
再び山梨の地に巻き起こることを想像すると、もう、胸熱です。
山梨シンデレラカンパニー一同、さらなるパワーアップをもって
皆様の前に出現したいと存じますので、どうぞお客様のみなさん、
チョー楽しみにしててくださいねっ!!!!!!

さ・ら・に!!!

次回以降の公演では、なんと、
「この舞台に関わりたい!!!」というすべての方を対象に
参加者を募集しております。


  • キャストとして舞台に出たい!
  • 人前で舞台に立つのが夢だった。
  • あの音楽をオーケストラピットで実際に演奏してみたい。
  • 舞台作りにずっと興味があって、制作をやってみたい。
  • 頑張っている人を支えることが自分の喜びだ。
  • 趣味のものづくりの技術を生かして舞台の世界に参加したい。
  • 演出の勉強をしてみたい。
  • 指揮者としてプロの演奏家を率いて指揮をしたい。


そんな思いを持っているあなた。
ぜひ、ためらわずに、少しだけ勇気を出して、
山梨シンデレラプロジェクトへ、参加してみてください。

↓↓↓ 募集要項と応募用紙はこちらからダウンロードできます ↓↓↓
https://www.yamanashi-kbh.jp/data/pdf_left/a6bf159d79e465b36db1b53da62fef84.pdf


不安なこと、わからないことがありましたら、
お気軽にコラニー文化ホールまでお問い合わせください!!!

電話番号は 055−228−9131

もちろん直接事務所にお越しいただいても大丈夫です。
特に求めている人材は


  • 稽古ピアニスト
  • 衣装担当(針仕事が好きな方、あなたの力が僕らには必要です!!!)
  • 小道具担当(ものづくりが得意な方、あなたの才能も必要なのです!!!)
  • オーケストラの欠員パート(詳しくは募集要項で)
  • いくつかのメインキャスト、アンサンブルキャスト
  • 副指揮者
  • 制作スタッフ(稽古立会い、当日受付とお客様対応などなど)
  • 舞台スタッフ(装置の転換などなど)
  • 稽古場カメラマン


なのですが、
もしかしたら僕たちが想像もつかないような方法で
あなたの才能が活躍するかもしれません。
なので、少しでも、ほんとうに少しでもこの作品に興味がある方は、
ぜひぜひご連絡ください。お待ちしています。



☆ ☆ ☆

では、写真たくさんでお送りしますね。




当日の会場には、たくさんのお花も頂きました。
「自動演奏楽器とオペラ歌手の共演」にレギュラーで出演させていただいている
河口湖オルゴールの森 様からは百合やアルストロメリア、
ガーベラ、カーネーションが華やかな大きなスタンドを。
本当にありがとうございます。
なにより、スタッフの方達が観にきてくださったのが嬉しかったです!!!!!



また、僕宛にはこんなに素敵なスタンドも頂いちゃいました。
白いバラや百合、そしてなにより僕が大好きな白のカラー!!!
いつもありがとうございます!!!!!

そのほかにも花束やアレンジメント、たくさんたくさんいただいて
僕の実家はさながら花屋になった様でした。
花が大好きな母が喜んでいました。心から感謝いたします。ありがとうございます。



1日目の本番後の舞台上から。
ひとつのステージを終え、お客様の高揚感が空間にほのかに残ったこの瞬間が
僕はとっても好きなのです。


これは千秋楽の終演直後の舞台上。
みんな感無量で放心状態。笑


王様の従者オレント=オマントー役、バリトン歌手の土橋創さん。
舞台経験が少ないキャストたちの中で圧倒的な安定感を放ちながら
物語の要所要所をキュッと締めてくれました。ありがとうございました。



同じく従者でクワレタート・カジルナ役、ソプラノ歌手の笠井麻里子さん。
東京芸大の先輩であり、いまは富士山の麓で
小学校の先生をしながら演奏活動をされています。ほんとうに、尊敬しちゃう。
いつも学校終わりに稽古へ駆けつけてくださって、
そのままいきなり高い集中力で場面に合流する姿。学ばせていただきました。


右側。従者ダッチーモ・ネーコン役、テノール歌手の飯久保準一くん。
高校と大学の後輩です。稽古期間中にアクートが超輝かしい音色になった瞬間の衝撃。
何をつかんだんでしょう。僕にも教えて欲しいわ。
今後の飛躍に期待しています!!!!

左側。物語のキーマン。ねずみのメノモッソ・ペザンテ役、俳優の樋貝孝弘さん。
彼も仕事をしながら舞台活動をしてらっしゃいます。尊敬する。
シーンを読み解く確かな力と、キャラクターとしての振る舞いのチョイスの絶妙さ。
たくさん笑かしてもらいました!!!!


左から。恋する乙女ねずみドッペル・ドミナント役、メゾソプラノ歌手の久保田里奈さん。
彼女自身が持っているなんとも言えない魅力と役のキャラクターがぴったりで、
今後女優的なスキルの飛躍にも、僕はこっそり注目しています。

右は、インテリジェントなねずみカドッチョ・イクタリュー役、俳優の山本将広くん。
彼も働きながら俳優業をしている素晴らしい才能の持ち主。
山本くんと芝居談義、もっとしたかったなー。ちなみに制作女子の人気投票では
カドッチョがダントツの1位だったようです。うらやましいぜ。




ドッペルの恋の相手。シーマイナー・セブン役、テノール歌手の大澤歩土さん。
大学の先輩であり、山梨での演奏活動の先輩でもあります。
ねずみたちの音楽的なリーダーシップも取ってくださり、欠かせない存在でした。





ピンク色。ポコ・リット役、ソプラノ歌手の京島麗香さん。
たしか一昨年の12月に共演させていただいて、
そのときに「山梨シンデレラ」へお誘いしたのでした。
参加してくださって、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

みどり色。エフモール役、女優の西木愛ちゃん。
高校の後輩らしい。このプロジェクトで会うまで知らなかった笑
いちばん年下のチャーミングなねずみ役を好演してくれました!

ツーショットで撮った写真がないからここで紹介しちゃいますが、
白い帽子がシンデレラ。ソプラノ歌手の渡辺智美ちゃん。
彼女も高校と大学の後輩。今回タイトルロールの大役に相当緊張したことでしょう。
それでも立派にヒロインをつとめあげてくれました。
次の舞台では更に成長した姿をみせてくれるだろうと確信しています。楽しみ。



シンデレラが出ちゃったから次は王子ライアン役、テノール歌手の古屋倫之くん。
彼も高校と大学の後輩。なんとも芝居心と歌心のある歌手です。
明るいキャラクターでいつも稽古場や楽屋を盛り上げてくれました。
彼の今後の変化にも、僕は超注目してます!!!


国王チャールズ役、バス歌手の奥秋大樹くん。
本当に素晴らしいバス歌手です。豊かな響きと転がる声。そんなバス歌手みたことない。
コミカルな演技もお手の物。今後必ず日本のバス界を牽引してくれることでしょう。




継母一家へうつり、継母アマンダ役、女優の穴水真悠ちゃん。
彼女も高校の後輩らしい。知らんかった。笑
演劇部と吹奏楽部は部室が同じプレハブ棟の1階2階の関係なのに
ほとんど交流がないからなー。同じ文化部、交流せにゃいかんな。
とある日のとある稽古から、少ない時間だけど多くのことを話せるようになった気がします。
是非今後もたくさん舞台に乗って欲しい!!!!



長女リア、メゾソプラノ歌手の天野壽理亜(じゅりあ)ちゃん。
彼女も芝居心のある歌い手さんです。そしてなにより素晴らしい声の持ち主。
今後の活躍に期待です!!!!!




次女モーリー役、女優の廣瀬響乃ちゃん。
東京でバリバリ活躍する素晴らしい女優さん。
舞台上で絡むシーンがなかったのが残念すぎる。
いつか共演してみたい女優さんであります。



三女メアリー役、バレエダンサーの中村江利奈ちゃん。
舞台表現者としての強いストイックさを持っていて、
今回初挑戦だった芝居や歌にも勇猛果敢にチャレンジし、見事な成長を見せてくれました。
本当に素晴らしい。僕も彼女の姿勢からたくさんのことを教えてもらいました。
今後の活躍、本当に要チェックですよ!!!!!



ユミクラシックバレエスタジオからバレリーナたちも参加してくれました。
瑠奈ちゃん、紗瑛ちゃん、理沙ちゃん、未夢ちゃん、陽菜ちゃん、七海ちゃん、夏海ちゃん。
舞踏会とフィナーレのシーンを華やかに飾ってくれました。本当にありがとう!


バレエのソリストは勝野菜々実ちゃん。
じつは数年前に共演したことのあるダンサーさんです。
伸びやかな身長と手足を生かして、美しい踊りを見せてくれました。ありがとう!
そして、この場を借りてユミクラシックバレエスタジオの深沢由美先生にも心からの感謝を。



我らがマエストロ、指揮者の森脇涼。
高校と大学の後輩。そう、後輩。信じられない。
後輩ではあるけれど、僕が尊敬してやまない音楽家であります。
彼の大物感は本当にハンパないです。大活躍する指揮者になる器を持っている。
天賦の才能と、旺盛な好奇心と、たゆまぬ努力によって磨かれた音楽性は、
タクトを振る姿を見るすべての人を惹きつけます。魅了します。
是非みなさん、以後お見知り置きを。

また、写真を撮るタイミングがなかったのですが
マエストロ率いるオーケストラのみなさんにも心から感謝申し上げます。
本当に素晴らしい音でドラマを支えてくださいました。
というか、オーケストラ自体がドラマを演じてくださっていました。
ほんとうにありがとうございます。




そしてこのふたり。脚本家と作曲家。彼らがいなければすべては始まっていません。
脚本家、久保田里奈。作曲家、伊藤駿。
誰もが知っている「シンデレラ」を、「誰もが初めて見るシンデレラ」に仕立て上げた手腕、
ほんとうに尊敬します。
里奈ちゃんの感性があったからこそ、里奈ちゃんがこの世に生を受けてくれたからこそ、
ねずみたちが愛するシンデレラが生まれたのだと思う。
ペンをとってくれて、本当にありがとうございました。
そして駿。僕の高校時代の後輩でありますが、彼もまた尊敬してやまない年下の男の子。
彼が書いた曲がなければ、「今こそおんがえしのとき!」や「かみさま、みているの?」がなければ、
僕はこのプロジェクトをやろう、と言い出さなかったに違いありません。
本当に素晴らしい作曲家です。今後の活躍、心から応援しています。


ここで紹介した以外にも、たくさんのスタッフが携わってくださっています。
衣装の依田さん。プロジェクションマッピングのマッハさんととんそくさん。
照明の辻さん。音響のぴろしさん。稽古ピアノの美紀さん、藤巻さん。
舞台監修の河田園子さん。舞台部、伊藤優里ちゃん、芝野さん。小道具制作村田さん。
山梨大学の芸術運営コースからは河本くん、由衣ちゃん、彩加ちゃん、梨央ちゃん。
大道具を担当してくださった青柳工務店さん、当日カメラではいってくださった小林さん。
フライヤーや当日パンフレットを担当してくださった山田耕三さん。

そしてなにより、演出家としてこのカンパニーを引っ張ってくださった三輪えり花さん。
心より感謝申し上げます。

そしてもちろん、プロジェクトのすべてを率いてくださった
コラニー文化ホール指定管理者「アドブレーン・共立・NTT−F共同事業体」より
尾沢さん、加藤さん、斉木さん、武井さん、田中さん。そして村井支配人。
心より感謝申し上げます。


このカンパニーの最後の一員である、客席に座ってくださったあなたにも。
心からの感謝を。どうもありがとうございました。


☆ ☆ ☆


終わりは、新たなる始まりです。
「シンデレラ」は一旦終幕を迎えましたが、
「山梨シンデレラプロジェクト」は、長い航海へのスタートに立ったばかりです。
来年度、そして再来年度、願わくば10年20年、50年後まで
このプロジェクトが続いていくことを祈って。

僕、山野靖博も、舞台表現者として
さらなる精進を重ねてまいりたいと思います。
皆様、この度は応援・ご支援、誠にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

夜空のようなイマジネーションを抱きしめて。


2017.3.1   
山野靖博   



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