2015年5月12日火曜日

広島東洋カープの珍事Tシャツの才覚に驚き!という話。






感心しちゃったニュースです。



 広島東洋カープ、春の珍事
「インフィールドフライでサヨナラ勝ち」をTシャツに
/THE HUFFINGTON POST
http://www.huffingtonpost.jp/2015/05/06/carp-infield-fly-t-shirts_n_7219284.html



5月4日に行われたプロ野球の巨人対広島戦、
同点で迎えた9回裏1アウト満塁の局面で、バッターボックスに立った広島の小窪選手が
ピッチャーとキャッチャーの間にフライを打ち上げます。
審判はインフィールドフライを宣言。小窪選手はその瞬間にアウトです。
が、しかし、巨人側の守備はお見合いの形で落球。
その隙に広島の3塁ランナーがホームイン。サヨナラ勝ちとなったとのこと。


落としたフライを捕球した巨人の1塁手は
3塁ランナー生還の前にホームベースを踏んだということ。
球審は当初3塁ランナーをアウトと判定しました。
けれどそれに猛抗議したのは広島の緒方監督と石井琢朗三塁コーチ。
ルール上インフィールドフライの場合、一塁手はホームに走りこんでくる広島の選手を
タッチプレーでアウトにする必要があったのです。

ルールを知っていた広島側の猛抗議により、一度はアウトとなった判定が覆り、
広島のサヨナラ勝ちになったのですね。


と、ここまでなら、ただのスポーツの中の珍プレーです。
広島カープがすごいのはここから先。

なんと、この珍事をすぐさまTシャツにデザインし、公式グッズとして売り出したのです。
胸元に「知ってたもん勝ち」とでかでかと書かれた真っ赤なTシャツ。
その下にはインフィールドフライ時の細かなルールと、
猛抗議をする緒方監督・石井コーチの絵が。

当然即完売だったそうです。



じつはこう言ったTシャツ、今回が初めてではないようです。
広島の選手や監督の珍プレーや名言をプリントした限定Tシャツは
ファンの間では有名な人気グッズということ。



この辺の商才、素晴らしいと思いませんか?
アイディアを出したのはオーナー代行の松田一宏さん。
広島東洋カープの筆頭株主は自動車メーカーであるマツダ株式会社。
歴代のカープ会長は松田家から輩出されていて、一宏さんは現オーナー元さんの甥っ子。
なんというスピード感あふれるビジネス感覚でしょう。





で、全然関係ないんですけど、ウィキペディアの受け売りですが
マツダの英語表記は「MAZDA」。
なぜ MATSUDA ではないのかというと社名の由来に起因しているようです。

なんでもマツダの社名は、創始者の松田重次郎さんの苗字と
ゾロアスター教の最高神アフラ・マズダー (Ahura Mazdā)にちなんでいるとのこと。
だから「MAZDA」なんですね。ほー。

0 件のコメント:

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...