2015年5月19日火曜日

甲府ぐるめ横丁にいってきたよ、という話。




いってきました〜!


甲府市のかすがも〜る沿いにある芳野ビルが、株式会社アスラボによって改装され
新旧合わせて15店舗ほどの飲食店やスナックが集まる複合ビルになりました。
オープンは5月15日。当日に様子だけ見に行き、その翌日に実際食事に繰り出しました!


「はしご酒」が掟のようですよ!
鹿肉を使ったお店、発酵食品を前面に押し出したお店、野菜を中心としたお店など
それぞれのお店のコンセプトが立っているので、
まずは野菜、次にお肉、飲み足りないからワイワイ串焼きでシメ!みたいに、
ビル全体を移動しながら気分ごとにお店を変えるの、本当によさそうです。


ビルの中心部が、なんといったらいいんでしょう、フードコートのようになっていて、
真ん中にテーブルがドンドンドンと置かれ、その周りを7つの店舗が囲んでいます。
椅子に座ればその7店舗のどの料理でも注文できるという仕組み。
屋台街のような趣で、たくさんの人がひしめき合い、ワイワイと賑やかな空間でした!
めちゃめちゃ楽しそう!



左がシェフの鈴木さん、右はホールの酒井さん

そんな賑やかな空間を横目に僕らが入ったのは、
甲府ぐるめ横丁グランドオープン前から営業されていた「urban's camp」さん。
鹿肉とアウトドア料理をコンセプトとしています。

森林や農作物への鳥獣被害は年々深刻さを増していて、
つい先日も山梨日日新聞に富士山や八ヶ岳周辺のニホンジカの生息数が増えており、
以前増加傾向であるという記事が掲載されていました。
その森林被害は2億円を超えるということで、管理捕獲などの対策強化が必要なようです。

で、ただ捕獲したり駆除したりだとなんともいたたまれないんですけど、
こうして適切な形で食肉として流通させると、社会や地域の中でお金も循環しますし、
なにより食べて美味しいヘルシーと、消費者的にはいいことづくめなのです。


シェフの鈴木さんは東京生まれ。
料理の修業は東京の専門学校から、フランスのロワールにて1年修業されたとあって、
しっかりとしたフレンチの手法でめちゃめちゃ美味しい料理を出してくれました!
山梨には15年ほど住んでいて、その間イタリアンやフレンチのお店を経験されたということで、
手打ちのパスタ(ローズマリーを練り込んだタリアテッレ)もオンメニューしてあって
なんとも満足度の高いお店です!


実は、自分のリサイタルの終演後の打ち上げとして来店したのですが、
ピアニストの森脇君は(控えめに言っても)少々好き嫌いの多い偏食家。
そんな彼が「え、、、鹿肉ですか、、、」と不安がるのを押し切って入ったのに
最終的には「鹿、美味しいですね」ともりもり食べていたので、
ジビエ?鹿肉?臭いんじゃないの?硬いんじゃないの?
とイメージで敬遠されてる方も、ぜひぜひ食べにいってみてください!



ちなみに僕の一番のオススメは、モモ肉のタリアータです。



いろんなお話を聞きながら(鹿のこと、調理法のこと)食事をした後、
店を出る間際にシェフから「今後、もっと料理のクオリティあげてくので楽しみにしてください!」
と言われました。ええ、楽しみにしますとも!!!!




urban's camp
山梨県甲府市中央1-6-4 芳野ビル1F 甲府ぐるめ横丁内
http://www.urbans-camp.com

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