2013年12月6日金曜日

ジムに通って気づいた、目標を設定したらそれを達成する方法は人それぞれでいいんじゃないか、という話。


昨日、ジムに行きはじめましたという記事を書きました。
運動不足と筋力不足、加えてあまりにもインドア派な傾向をどうにかしようと
それなら一石三鳥と思ってのジム通いですが
自分でも意外なほどに続いています。(といってもまだ3ヶ月ですが・・・)


これまで殊に自分を鍛えることについてはどうも長続きしない僕で、
例外的に続いているのは歌についてのあれこれぐらいですが
自宅での腕立て伏せだって風呂上がりのストレッチだって1週間と続かなかったのに
ジム通いは続いているのは、これまたどういうワケでしょう。




◆目標を定めたら到達の仕方はなんだっていい

続かなかった自宅での腕立て伏せやストレッチも、続いているジム通いも
やろうと思った動機は同じでした。

つまり「歌が上手くなるための身体づくりをしよう!」ということ。

それでいて、ジム通いだけが続いたのはそのやり方が僕に合っていたからでしょう。
筋力つけるなら自宅でのトレーニングもジムでのトレーニングも同じでしょうから。
(効率とかの話はおいておいて・・・)
自分の家で自重トレーニングよりコストはかかっていますが、
目標が達成されなければ元も子もありませんから、必要な出資ということですね。

そもそも僕は「辛いことを自分に課してそれを続ける」ということが苦手です。
というか、世の中の多くの方は苦手ですよね。
出なかったら巷にはこれほど「簡単ダイエット」とか「誰にでも出来る投資術」
とかいう情報が溢れてないはずです。
僕自身そういう気質をもってしても日々のトレーニングという辛いことに向き合えている要因は
「ジムに通うと決めた」ただその一点の違いだけです。

始めのうちはトレーニング自体が楽しい感じる割合も小さかったので、
ジムに足を運ぶ理由は、お金払ってるから利用しなきゃ勿体ないとか
ジムにいってしまえばトレーニング以外やることがない、とか
人に見られているという自意識が働いてサボってるのも恥ずかしい、とか
そういういささか不純なものでしたけど、そのきっかけがあったからこそ
いま「身体を動かすこと自体が楽しい」という発見をすることができたわけですし
その結果当初の目標だった「身体づくり」への成果も見えてきています。
要は目標が達成されれば、そこへの近づき方はなんだっていいのです。


自分に合ったやり方が一番いい

自宅でのトレーニングよりもジムに通うやり方の方が僕に合っていたのは
後者の方が僕の性格に相応しかったからです。

前述の通りものぐさで注意力散漫気味な僕ですが、
さまざまな作業をするときに、静かな自分の部屋で黙々と向き合うよりは
カフェにラップトップやら楽譜やらを持ち出して取り組んだ方が
断然作業効率がいいという傾向があります。
また、自分でも呆れるくらいに自意識過剰なので、
人目がある場所だと格好悪いのは嫌だなと思って振る舞いをコントロールする癖もあります。


ジムはまず自宅ではないし、人目も多いです。
その大勢の人が僕のことをみんな見てる!などという想像はしませんが、
雑多でパブリックな環境と第三者の無関心な視線があることで、
本来苦手な作業の流れの中に自分をおきやすくなっています。

また僕はトレーニングひとつにしても、重いバーベルをひたすらガシガシ上げるより、
導入の時点でどういう動作をすればどこの筋肉を効果的に鍛えられるのかという
理論知識を教えてもらった方がモチベーションがあがるタイプです。
なので、自宅でgoogleを検索しながら最善のトレーニング方法を試行錯誤するよりは
ジムの初回サービスでトレーナーさんに、一通りのマシンの使い方や
鍛えたい筋肉に合わせたトレーニングのフォームなどをビシッと教えてもらった方が、
トレーニングに対する意欲を継続的に持ちつづけることができたのです。

(ジムビジネスって、入会させてしまえば通わずとも退会せずに会費だけ払いつづける人が一定するいるから成り立つようなので、入会のハードルを下げるために年中「入会費今だけ無料!」とか「入会すればパーソナルトレーニング3回無料!」とかやってる)



目標達成のためでも自分の短所はあっていい

ずーっと前から漠然と「身体鍛えなきゃな」と思っていたにもかかわらず
重い腰が全くあがらなかった僕ですが、
今回に限ってジム通いがなんだかんだ続いているのはひとえに
自分に合った方法を見つけることができた、というポイントによります。

なぜこの方法を見つけることができたんだろうと振り返ってみると、
自分の短所をそれはそれでいいと認識することができたからかもしれないと思います。
もちろん、ジム通いをはじめた時はそんなに明確に考えていなかったですが。

以前も何回かトレーニングをやろうと思い立ったことはありましたがいつも長続きしませんでした。
その時は、友人の筋トレに感化されて「僕も彼みたいにやってみよう!」とか
先生や先輩のアドヴァイスから「必要ならやらなきゃな」という思いがきっかけでした。
その都度サボリ癖のある自分の性格を「こんなんじゃだめだ、もっとストイックにやらねば」と思っていました。
おそらくこの点が、いままでのトレーニングが続かなかった大きな原因ではないかと思います。

僕は、トレーニングすることがむいていない、のではなく
根を詰めてストイックにやることがむいていない、のです。

ものぐさで注意力散漫気味で自意識過剰という自分の短所を改善しようとせず、
そんな僕でも目標を達成できる方法を考えた結果、
(まだ3ヶ月だけど)僕史上最長のトレーニング期間が実現できています。

自宅では集中できないからとりあえずジムにいって、気が向いたことをやる。
疲れたり集中力が切れたら無理をせずに休んで、気分が戻ったら再開する。
トレーニングの方法として最善なのか、といわれれば大いに突っ込みどころはありますが、
「ものぐさな僕がトレーニングを続けるため」には、とても効果的なようです。

そして大事なことは、「ジム通いを続ける」ことや「自分の短所を克服する」のが
僕にとっての最終目標なのではなく、
「歌い手として必要な身体作り」が最終目標なのだということです。







自宅でのトレーニングや外でのランニングがご自身に合うという方もたくさんいますよね。
通勤電車や家事の中での「ながらエクササイズ」が性に合う方もいらっしゃるでしょう。
僕にはたまたまジム通いという方法が合っていたということなので、
すべての方に「ジムに通った方がいいよ!」と勧めるわけではありません。

ただ、もし「何かを達成したい」と考えたときに、
「目標へ近づくこと」よりも先に「自分の短所を改善すること」にフォーカスしてしまって
それによってせっかく湧き出てきた目標達成へのモチベーションを萎ませてしまう人がいるなら、
「短所があったってなんだって、目標へ近づく方法はなんだっていいんじゃないかな」
という視点もアリではないかな、と近頃は思うのです。



☆出演情報
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第4回まちなかの文化芸術イベント

シティ☆コンサート

〜Xmas オペラコンサート〜   日時 平成251214日(土) 午後130分開演 

   会場 甲府市役所本庁舎 1階 市民プラザ(ローソン横) 
   出演 廣橋英枝(ソプラノ)
      佐々木洋平(テノール)
      山野靖博(バス)
      森脇涼(ピアノ)
入場料 無料 
主催 甲府市教育委員会 
曲目 アヴェマリア グノー作曲

   アヴェマリア シューベルト作曲

   アヴェマリア カッチーニ作曲

   星は光りぬ

   クリスマスソング
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Cloud of Arts 主催


廣橋英枝&山野靖博 デュオリサイタル


日時 2014年223日(日) 14:00開演 (13:30開場 15:50終演予定) 
会場 山梨県立図書館2階 多目的ホール(全162席) 
チケット 全席自由3000円 
出演 廣橋英枝(ソプラノ)

   山野靖博(バス)

   林正浩(ピアノ) 
お問い合わせ 08050946204(山野)

       y.unyou.y@gmail.com(山野)
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