2013年12月27日金曜日

クラシック聞きたい!と思い立ったらあそこへ行け!みたいなスポットが欲しい、という話







東京ってすごい街で、毎日何処かでクラシックコンサートが開催されているんですって。
しかも、ひとつだけじゃなくていくつも!
多種多様な音楽を、さまざまな演奏者の解釈によって聞ける、という
考え方によってはとっても贅沢な街なんですよ。




でも、毎日何処かでやってるといったって、
どこに行けば聞けるのかわからないっていうのありませんか?





たとえばお笑いのライブだったら、「新宿のルミネtheよしもと」とか
落語だったら、「浅草演芸ホール」「新宿末廣亭」「上野広小路亭」とか
映画だったら近所の映画館とか、歌舞伎なら「歌舞伎座」とか
他の娯楽にはいきなり思い立ってもとりあえず行けば何とかなりそうなハコがありますよね。
演奏会の場合、聞くならあそこ!みたいなの、ない気がしませんか?



もちろん、上野の東京文化会館や、六本木のサントリーホール、渋谷のNHKホールはじめ、
小さめのコンサートホールも都内にたくさんあります。ほんとに、たーくさん。
全部把握しきれないくらいにあると思います。
それなのに「今日演奏会行きたいな」と思っても、
「だったらあのホールに行けばなんとかなるかっ!」みたいにならないの、僕だけですか?
落語聞きたい!よし!末廣亭いくか!にはなるのに。


なんででしょうか。不思議。


クラシック聞きたいとふいに思ったときに、じゃああそこに行けば間違いない、
みたいなホールなりハコなりが東京に出現してくれたら、
日本のクラシックシーンはもっと楽しくなるような気がするんだけどなー。

パリに行って、なんかわかんないけど楽しみたいなら、ムーランルージュいきなよ、
みたいな感じでさ。
(一昨日テレビ番組で綾瀬はるかがムーランルージュ行っててとても楽しそうだった)




ミュージカルならいろいろあるけど四季劇場!帝国劇場!
演劇ならとりあえず俳優座劇場!サザンシアター!とか言えるじゃないですか。
自分にとって親密すぎる問題だから、東京のクラシックホールの現状を過小評価しすぎてるんですかね、僕。


クラシック版ムーランルージュみたいなのできたら楽しいよなー、と思います。
芸術作品でありながらエンターテイメントでいられたら、クラシックは生き残れますよね、きっと。



0 件のコメント:

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...