2014年4月9日水曜日

お金を使う時に重要なのは金額ではなく「気持ちがいいか否か」だけである、という話






僕は基本的に、お金を使うことが好きです。
何かを買うのが好きということではなくて、お金を支払うという行為が好きなようです。
ある程度大きな金額だと、
「もっと大きくなって帰ってきてくださいねー」と思いながら払います。


傾向として、モノよりもサービスに対してお金を使う方が好きです。
ただ胃を満たす食事よりもレストランでのデザインされた時間の方が安いと思うし、
身体のラインに合わないファストファッションよりビスポークのスーツの方がお得だと感じます。


だから、何かを選ぶ時に重要視するのは、気持ちの良さなのです。
食べる気分でないジャンクフードはいくら安かろうが、僕にとっては高いのです。
サイズが合わなくて着てもハッピーじゃない服にはいくら安かろうが、財布の紐を緩めたくないのです。
気持ちよければ、金額が大きかろうが小さかろうが、
幸せな気分で支払いができます。

先に書いたように、どれだけ安くても気持ちのよくないものには、一銭も払いたくありません。
金銭的な理由から買うものの質を下げて安い物で納得するとかいうのもホントにストレスです。


かといって、高ければ即ち素晴しいとだけ思っているのとも違います。
要は、自分の心がワクワクするか、それを手に入れたら楽しいかどうか、なのです。


そうすると、本質的に金額の大小は重要ではなくなってきます。
自分が気持ち良く心地よくなったお礼として、お金を渡すという、その図式だけです。
セールスを伴う店舗に行く時には、商品への対価としてではなく、
対応してくださった販売員さんへの感謝として購入を決めます。
商品には満足だけど、販売員さんがイマイチな時は、絶対に買いません。
さらにいえば、商品には不満があるけれど、販売員さんが素晴しい時も、買いません。
なぜなら素晴しい販売員さんは、僕自身の「商品にグッとこないな〜・・・」という気持ちを
ちゃんと察知して、無理に購入を勧めてくることがないからです。
「今回は見送りましょうか〜。でも来期以降案内をお送りいたしますね!」とか言ってくれます。


そうやってお金を使うことが基本的に大好きなので、
自分の財政内で許される限りお金は使うことにしています。
気持ちよくなる機会を我慢してでも貯金してやる!!!みたいな思考は持ち合わせていません。
だから、コツコツと貯蓄をしている人って、すごい才能だなーと感じます。



けれど、自分としては、大学時代から意識的にお金を使うことを続けてきたことで、
どんな金額でも「これぞ」と思った物には臆せずに支払いをするということができてきたと思っています。



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