2014年4月5日土曜日

結局自己プロデュースがものをいうのではないでしょうか、という話






自分のブログにはアクセス解析としてグーグルのアナリティクスを入れています。
そうすると、日々のPV数とか訪問数とか分かるのと同時に、
検索エンジンからどんなキーワードで検索されているのか、も分かるのです。


ちょっと気になる検索ワードがあって。
それが、これ。


  • オペラ歌手 年収
  • 声楽家 年収
  • 藝大卒 どれだけ稼げるか



やっぱみんな、お金のこと気になるんだなー!!!!笑



正直、声楽家、稼げないですよ。
実力主義ですからね。氷山の一角的な上手い人たちは分からないですけど。
でもこれは演奏一本でいくならの話。
これから先は、キャッシュフローは数本持っているべき時代ですよね。





そういう僕だっていくつかの収入源を持っています。

  • 業務委託されている職場
  • ボイストレーニングで携わっているインディーズレーベル
  • 演奏報酬
  • 合唱指導
このなかのひとつだけでは生活できないけれど、特に演奏業だけでは生活できないけれど。
でもいくつかの収入源をあわせたらなんとかなってる、みたいな。



オペラ歌手の年収って、難しい話だと思います。
コンサート歌手とか、宗教曲のソリストとか、年末は第九を15本歌いますとか、
そういう人は年収換算すると結構いいんじゃないですかね。




芸大でたら食える、っていう話ではないですからね。
自己プロデュースが物を言います。
実力を常に磨き、自分の価格を下げずに、スケジュールコントロールもして。
どれだけ「自分を(あるいは自分の能力を)商品として売れるのか」ですよね。
この辺は本当に難しい話ですよね。


逆に言えば、どれだけ音楽が好きでも、どれだけ歌が好きでも、
自己プロデュースが苦手な方は藝大出ても苦しいだけですよ、っていうことです。




もちろん、すごいタレントがあって、他の人や事務所がマネジメントを一手に担ってくれるぐらいの人なら別ですけど。




せめて1000万円ぐらい稼ぎたいですよね。せっかく藝大でたんだから。
そこまでどうやって到達するか、いろいろ考えてみたいと思います。




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