2015年6月13日土曜日

「甲州とともに、歩む。」がかっこいい!という話。



まずはこれをご覧ください。





甲州印伝の「印傳屋 上原勇七」さんによるPVです。
昨日、人に教えていただいて初めてじっくり見たんですけど、かっこよくないですか?


父いわく、おそらく甲府駅の北東から南西方向を見た甲府中心地の景色から始まり、
(画面中央が舞鶴城公園=甲府城の石垣、右手下に中央本線も走ってます)
武田神社から北に登った峠道から見下ろした甲府盆地。そして富士山のアップ。
身延の和紙漉き、若草の甲州鬼瓦、河原道を歩く小学生、桔梗の花、
ぶどう狩りをする子供(たぶんピオーネ?)、甲州ワイン(これはサドヤさんですね)
能楽殿(身曾岐神社?)、北杜市の星空と流星雨、富士吉田の本町名店街と富士山、
吉田の火祭り、お神楽、縁日、甲府駅前ちょうちん横丁と
山梨各地のノスタルジックな風景がつぎつぎとうつしだされます。


そして、印傳屋さんの「山印マーク」の暖簾。
朱の漆を練る職人の横顔、日本をイメージした能の舞と桜(鰐塚の桜?)、
なめした皮を漆で擦染する工程などなど。
印伝のがま口が製作されていく過程と舞の様子が交互にあらわれます。

さいごは、「from Koshu  甲州とともに、歩む。」のコピーとともに
ほったらかしの湯あたりから見下ろす夜景と夜の富士。
手から手になにかが受け渡されるようなイメージに「山印マーク」


なんとも計算され尽くしている感じ。
とってもいいと思います。


なにがいいかって、日本語の説明だけでなく、英語がちゃんと添えられていること。
必要以上に言葉を用いなくとも山梨の伝統や文化が伝わるような
ヴィジュアルイメージばかりをつなぎ合わせているところ。
トーンが首尾、落ち着いているところ。



ティファニーやグッチといった世界の舞台で活躍するハイブランドとも
コラボレーションも重ねる「印傳屋」だけあって、
感性のアンテナが高い仕上がりですよね。



現代表取締役の上原重樹さんは僕の卒業した高校、甲府西高校の先輩。
ぜひぜひいつかお会いしてみたいものです。





ちなみにこれは僕の使っている名刺入れ。

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