2014年1月11日土曜日

お決まりの場所があることで街との繋がりができる、という話







新しい街を探索したり、新しいお店を見たりすることも好きですが、
普段はどちらかといえば、決まった場所に行くことが多いです。

最近の行動範囲なら、国立、新宿、渋谷、青山。
以前だったら、荻窪、吉祥寺、池袋、高田馬場、上野、丸の内。

この辺りが大体僕のテリトリーですが、それぞれの街に気に入った場所を見つけて
ずーっとそこに入り浸っているような通い方をします。



美術館や映画館、公園などのフリーなスポットもありますが、
やはり飲食店やいろんなショップが多いです。


そういったお店のすべてにはひとつの共通点があります。

それは

僕のことを覚えていてくれる場所である

ということです。



何の本だったか忘れましたが、こんな文章を読んだことがあります。

「ふるさととは、土地が自分のことを覚えていてくれる場所のことをいう

僕にはこのフレーズが非常にしっくりきました。

東京都内も山梨も、雑誌やインターネットの情報を見れば
毎月毎週新しい流行のスポットや有名なお店があらわれますが、
そういった情報はあまり頼りにしません。


ひとつの街でひとつ、自分が気に入ったお店を見つけることを僕は大事にしています。
お店の佇まいや、飲食店だったら美味しさ、もちろん価格も気になるところですが、
何よりサービスの良さ、そこにいる方のホスピタリティが自分に合うかどうかが
重要なポイントです。


もし、運良くお気に入りのお店が見つかったなら、しばらく通ってみると
自然とお店の人との会話がうまれることがあります。
するとそのお店が、その街での僕のふるさとになってくれます。


その土地で商売をされている方以上に、その街のことを知っている人はいません。
だから、もしもお店の人と仲良くなれたなら、その街のことを聞いてみます。
他にはどんな面白いところがありますか?と。
そうやってひとつの街でテリトリーを広げていくのです。
自分がリラックスできる場所を探していくのです。




最近は外食の機会も減りましたが、僕は自分の中で
フレンチならあそこ、和食ならここ、という風に
ジャンルごとに一番の店を決めています。
最近、僕の中でイタリアンで一番なお店がなくなってしまったので、
新しく開拓しなきゃなーと思っているところです。







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