重要な指摘がされている記事を紹介します。
記事の本文では
「我々がメールやSNS、通話などを無料で利用できるのは、
対価として金銭の代わりに“個人情報”を支払っているからだ」
という主張がされています。ぜひ読んでください。
ネットにおけるプライバシーを崩壊させたのは我々消費者だ
ReadWrite Japan
http://p.tl/nhlg
こういうこと、結構見落としがちな問題ですよね。
ともすれば、自分が無料で使っているサービスは無料が当然であって
「個人情報を対価として支払っている」という自覚さえない人が大多数かもしれません。
そういう僕も、フェイスブックやツイッター、Google+、Gメール
ありとあらゆるウェブサービスを無料で利用しています。
自分の電話帳や住所録のデータ、ネット検索ワードのデータ、ネット閲覧の履歴、
自分の住所、年齢性別、趣味嗜好、カード番号、おおよその年収などなど
ありとあらゆる情報を喜んで単なる一企業に差し出しています。
タダより高い物はないとはよく言ったものです。
無料というのは言葉遊びで、お金が個人情報にすり替わったのだと僕らが自覚することです。
お金は、いつまでもお金のかたちをしてはいません。
僕たちはお金のかたちに固執しすぎているのかもしれません。
手形や小切手やカードやビットコインに、お金が姿をかえたのと同じように
個人情報もまたお金が姿をかえたかたちだと、自覚しましょう。そろそろ。
そもそも、僕らは、ネットサービスにお金を使うという感覚がなさすぎます。
というか、ネットサービスならお金払わなくて当然という考え方が強すぎます。
なぜ無料なのか、を考えましょう。
新しい無料サービスにであったとき試しにこんな判断基準をもうけてみましょう。
「もしそのサービスが月額100円かかるなら、利用しますか?」
ネットに対する課金ハードルは相当高いです。なんででしょうね。
無料って、異常です。GPSも無料ですけど、あれも相当異常です。ホントは。
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