昨日は明治神宮にお参りにいきました。
当初はその予定ではなかったんですけど、急遽。
実は明治神宮へお参りするのははじめてで、
御祭神が明治天皇、皇太后両陛下だということもはじめて知りました。
原宿の喧噪から鳥居をくぐれば神聖な杜。
どーんとスケールの大きな感じで、非日常な体験でした。
お参りをして、おみくじをひきました。
明治神宮のおみくじは、“大御心(おおみごころ)”と呼ばれる
すこし特別な形式のものでした。
普通のおみくじのように吉凶はなく、
明治天皇のつくられた詩文や和歌、昭憲皇太后のよまれた和歌がかいてあって、
その解説文も添えてある、というかたち。
僕は明治天皇のうたでした。
孝
たらちねの親につかへてまめなるが
人のまことの始なりけり
うーむ、身に沁みるお言葉・・・。
親に対して心をこめて仕えることこそ、人としての行いの本当の始まりです、と。
用がなければ帰らない、連絡も入れない、ではだめですね。
いまもまだ応援と支援を頂いているし、無事と元気と感謝は常日頃つたえなければなと、
普段心の片隅では考えているけど、なかなかないがしろにしていた事柄を
まさに指摘されたようでハッとしました。
今年は家族への心遣いもあらためてみたいなと思いました。
本宮から原宿方面へ戻る参道中、大学の後輩に偶然出会いました。
なんでも、渋谷のNHKホールで午後からある「カルミナブラーナ※」に乗って※て、
リハーサルと本番の間に時間が空いたから、暇つぶしにきた、とか。面白い。
(※カルミナブラーナ→合唱とオーケストラと歌のソロによる結構有名な曲。テレビのBGMとかでもよく使われてるから、題名知らなくても曲は知っているはず)
(※乗る→人前で歌うことを「本番に乗る」とか言うのです。だから作品に出演することを「私あの作品に乗ってるよ〜」とか言います。)
ファビオ・ルイジ×NHK交響楽団の「カルミナブラーナ」、僕の知り合いも合唱でたくさん乗ってて、
方々から面白い!素晴らしかった!との感想が耳に入ってくるので、
テレビで放送されるのを心待ちにしておきます。
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