最近、タレントの武井壮さんに注目しています。アツいです。
出始めたころは「百獣の王」とかいって、あまりピンとこないシミュレーション芸だったので
そんなに好きではなかったですけれど、テレビで活躍しはじめて
スポーツでの経歴やその身体能力の高さ、スポーツに関する洞察力の高さに感心してからは
結構意識的に彼の情報をフォローしていたりします。
感心するような動画を目にしたので紹介してみます。
いいともでの一コマなようです。
本編から気になったフレーズを書きおこしてみますね。
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武井:スポーツにはコツがあるんです。それぞれのスポーツをたくさん練習するより前に、やっておくべきことというのがあるんです。
タモリ:なにがあるの?
武井:自分の身体を動かす技術をあげておかなければいけないという。これまあとうぜんなことなんですけど。スポーツやるにしてもいろんなことやるにしても。
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武井:やっぱりあの、頭で思っていることと、じっさいやってることがずれてるとなかなか上手くいかないっていうことがあるじゃないですか。
タモリ:うんうん
武井:よくスポーツ選手がいう「スランプ」っていうのはほとんどそれが原因で。
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武井:まずいっこは、あの、自分のからだをね、まず「思った通りに動かす」ということをやっておくべきことがあるんですよ。いちばん簡単なことでいうと、目をつぶって立ってる時に、真横に腕を上げてくださいっていうと、アスリートとかでも結構上にあがっちゃったりとか、ちょっと下がってたりとかすることがあるんですよ。
タモリ:ほうほう
武井:これってスゴい問題なんですよ、やっぱアスリートにとっては。
タモリ:あ、そうなの?
武井:だって、スポーツやるときって、大体こう投げるときも自分の腕は見てないでしょ。(野球で)打つときも自分のバット見てないでしょ。だからスポーツやるときって(中略)自分に見えてないものを動かそうとしてるんすよ。
タモリ:うんうん
武井:だからこれの(目を瞑って手を真横に上げた)状態でスポーツしてないのにずれてるってことは、スポーツしたら必ずずれてるんすよ。結果は良くても、思った通りじゃないんですよ。
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武井:たとえば的を狙うスポーツなんてのは、真横っていうのをいつも真横に構えられてたら、体調関係ないじゃないですか。でもそれ(真横)がわかんないと、今日は上がってたり下がってたりとか、いろんなことがおきる。(中略)そういうのがいっこずれててスポーツを習得するのと、今みたいないっこ基準があって、そこから考えてスポーツをするのとでは、やっぱり伸びるスピードがぜんぜん違うんすよ。
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武井:僕がいろんなスポーツやってて、十種競技とかやってたじゃないですか。十種目あるんですけど、僕、技術練習ほとんどやったことないんですよ。自分のからだを思った形にする練習ばっかりやってて。あとはフィジカルのトレーニングをしている。
タモリ:ほお。
武井:で試合場行って、カッコいい飛び方をしてるやつのマネをする。
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いやいやいや。展開する理論がカッコ良すぎますし、的を射ていてスゴい。
冷静な分析力観察力を持った、知性派の人物だということがよくわかりますね。
動画はこちらからどうぞ。
武井壮が語るスポーツが上手になるコツ
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