僕、好き嫌いってほとんどないんですけど
あんまり好きじゃない食べ物の存在に、最近気付きました。
自分の料理好きと凝り性の影響もあって
若い男の一人暮らしにしてみれば、悪くない食生活をしていると思います。
やる気のあるときは。
やる気がないときは悲惨です。
朝はフルーツオールブラン、昼パスタ、夜パスタ、とか。
朝抜いて昼オールブラン、夜うどん、とか。
どうりで太らないわけです。よくないのはわかってる。
やる気があるときと、あとフツーぐらいに気力も時間もあるときは、
基本的には和食を作ることが多いです。
1汁2菜が大体ですが、頑張って1汁3菜を目指すときもあります。
人が来る予定があると急に元気になって凝った料理を作ります。
自分で食べるよりも、人に食べさせる方が、料理への意欲は強くなるものです。
やることが立て込んでいたり、片付けがめんどうだなーと思うときは
よく丼ものを作ります。
あんまりお肉は食べないで、お魚や豆腐を活用しますが、
丼もので魚・豆腐って、あんまりメジャーなバリエーションないですよね。
白身魚を薄衣で揚げて、炒めた野菜と一緒にカツオだしであんかけ、とか
ブリのかま肉ほぐしてもやしとちんげん菜と甘辛く中華炒めにしてご飯にドン、とか
焼き豆腐を酸味効かせた醤油だれでニラと細切り白菜と軽く煮て卵とじ、とか。
で、その丼ものを作って食べる中で気付いたことがあります。
生まれてきて24年、此の方まったく思いもしなかったんですけど、最近発見しました。
僕、丼ダネの汁をかけられてびちょびちょになった白米が、どうも好きじゃありません。
おじやは好きです。ねこまんまも嫌じゃない。卵かけご飯は大好きです。
だから、水分量の多いご飯が嫌だ、ってことではどうやらないらしい。
丼でご飯の上にのるおかず。これの汁がダボダボで、ご飯が水っぽくなるのが嫌みたい。
そう思い当たってよくよく考えてみれば、
吉野家の牛丼で「つゆだく」がもてはやされた時分。
「流行だから」と食べてみてもそれほど感動もなく、
それどころかそれ以降牛丼を食べる機会がめっきり減ったことを思い出しました。
親子丼でもあんまりダシがびちゃびちゃなやつは嫌で、
卵と鶏肉とダシとご飯と、適切なバランスがあるだろう!と思う派です。
再度申し上げますが、
おじやは好きです。ねこまんまも嫌じゃない。卵かけご飯は大好きです。
だから、水分量の多いご飯が嫌いなわけではないのです。
丼ダネのお汁ダボダボが原因で水っぽくなったご飯がイヤなのです。
いやー、こんなこと考えもしなかったですよ今まで。
「山野さん、嫌いな食べ物なんですか?」と聞かれても、
残念嫌いな食べ物が思い当たらなかったので「ないんですよー」としか答えられなかったけど、
今度からは「丼ダネのお汁ダボダボが原因で水っぽくなったご飯が嫌いです!」って
胸を張って答えられます。なんか嬉しい。
あと、余計な話題ですけど、最近はまってる食べ物があります。
納豆餅。
正月に余ったお餅を、小腹が空いたときに茹でて納豆と一緒にして食べてます。
うまいですね、納豆餅。
僕の友人で、ペヤングソース焼きそばに納豆を入れて食べるヤツがいるんですけど、
それは認めません。納豆ペヤングは邪道です。
健康にいいのか悪いのかわかんない、二兎追うものは一兎も得ず的料理だと思います。
納豆餅はうまいです。
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