ナンシー・メイヤーズの監督作品
「恋愛適齢期」(原題「Something' Gotta Give 」)
僕の好きな映画のひとつなのですが。
(ダイアン・キートンがチャーミングだし、ジャック・ニコルソンがキュート)
そのDVD特典のニコルソンとメイヤーズによる音声解説の中で
ニコルソンがこう言います。
僕は昔から俳優が大好きで、悪いところよりいいところを見ようとする。皆は映画を見るとき批判的になりがちだが、僕は何が効果的かを知りたい。だから他の俳優の演技を見て、いいところを吸収しようとする。共演者の演技は完璧だと決め込むんだ。そこから学ぶんだ。
この言葉に出会ってから、物事の見方が変わりました。
世間の、世界の、気に入らないことを見つけるのはとても簡単ですね。
僕らは時に「自分なりの見解」を物事にあたえ、批評家のような立場をとることがあります。
もちろん批評は悪いことではありません。
悪いのは「すべてが批判に繋がるモノの見方」でしょう。
以前の僕はどちらかといえば、
物事の「悪い部分」を的確に指摘することがすごいことだと思っていました。
けれどもこの言葉に出会ってからは
自分が出会った出来事や人物について、なにかを言いたくなったら、
まずできるかぎりの「良い面」を見つけ出してあげることにしました。
対象が「どれだけ悪い要素を持っているのか」よりも
「何が効果的で、私に新しい学びをもたらしてくれるのか」を知るのです。
マズい素材をいくら集めても美味しい料理はできません。
自分が美味しい料理を作りたければ、まずは美味しい材料を集めることからですものね。
ナンシー・メイヤーズの作品は大好きです。
恋や仕事に悩んでいる女性の姿がとても魅力的に描かれているし、
どんなに辛い場面でも、どの登場人物もジョークを忘れません。
けれどもこの言葉に出会ってからは
自分が出会った出来事や人物について、なにかを言いたくなったら、
まずできるかぎりの「良い面」を見つけ出してあげることにしました。
対象が「どれだけ悪い要素を持っているのか」よりも
「何が効果的で、私に新しい学びをもたらしてくれるのか」を知るのです。
マズい素材をいくら集めても美味しい料理はできません。
自分が美味しい料理を作りたければ、まずは美味しい材料を集めることからですものね。
ナンシー・メイヤーズの作品は大好きです。
恋や仕事に悩んでいる女性の姿がとても魅力的に描かれているし、
どんなに辛い場面でも、どの登場人物もジョークを忘れません。
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