5月も末になって天気もカラッとした日が続いて気分がいいですね。
梅雨の気配よりも前に立葵が鮮やかに咲いていて、
もう夏であるかのような錯覚に陥ります。
今日は少し溜まっている家事をお休みして、
上野の国立博物館に足を運びました。
念願だった「国宝 大神社展」をみるためです。
伊勢神宮の第62回式年遷宮にあわせ、神社本庁をはじめ日本全国の神社の協力のもと
全国各地から神社の宝物や日本の神様に関する文化財が横断的に収集されており、
とても見応えのある展示でした。
細々した解説はしませんが、
絵画、土器、青銅器、武具、装束、調度品などなど
さまざまな種類の品物を一度の機会に見て回ると
自分の肌感覚や好みに合うものがどんなものなのか、というのが浮かび上がってきます。
先の早春に奈良京都を訪れた時には仏事への興味を中心にみてまわったので、
自ずと仏像や寺院建築に目が向くような時間を過ごしたのですが、
今回はいろいろな意匠を見て回れたのが楽しかったなぁ。
僕の好みとしては、螺鈿の施された手箱や太刀、
漆による蒔絵の工芸品に惹かれるところが多かったように感じました。
どんな品を見ても、「これに手をかけて拵えた人がいるのだ」という思いと
「これを身につけ、あるいは手に取り、呼吸をしていた人々がいたのだ」という思いが
胸の真ん中にシンと刻印されて、
そのことがより一層、展覧会の尊さを強調してくれた気がします。
太刀も古事記の写本も、自然からポンと生まれたものではないことは当然のこと。
つまりそこには鎚を振り筆を取り、生糸を織り舞を舞った生身の人間の痕跡があるということ。
この国のこの風土に脈々と受け継がれてきた信仰と、
あるいはその時代時代を生きた人々の生業を眼前に見せつけられるようで
気の遠くなるような、それでいてなんだか血の沸き立つような思いがします。
普段はあまりお肉を食べないのですが、
(肉食べた方が痩せるから。たぶんお肉を消化するのにエネルギー使いすぎるんでしょう苦笑)、
お肉を調理するのは好きなので、誰かを家に呼んでパーティなんかをする時には
すすんで肉料理をします。
一昨日昨日と「お肉を料理したい!」という気持ちが強かったのですが、
あいにく食べてくれる人がいなかったので、自分で食べました。
一昨日は鳥の胸肉を、昨日は豚のバラ肉を焼きました。
鳥胸は写真を撮るのを忘れてしまったので、昨日の豚肉の写真をば。
なかなかうまくいったんじゃないかと自分では思ってるんですけど笑
肉を焼くという作業が、「僕に出来る中で」、一番男らしい仕事だと思ってるので、
ニクヤキストロードを少しずつでも極めていきたいなと思っています。
yy
山野はほしいものがたくさんあります!
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