今朝は少し早めに外へ出てで朝ご飯を食べて、
昼過ぎに甲府につきました。
僕が指導を依頼されている甲府城西高校合唱部様の定期演奏会が
明日にせまったため、今日は午後からリハーサルがあるのです。
昨年度までは同好会として活動していた彼らは
今年度、部への昇格を認められました。
僕が関わるようになったのは昨年度からですが、
少ない人数ながらも意欲的に活動している彼らは
演奏への緊張感と同時に仲間と集まることの楽しさを大切に歌っていて
それがなんともいとおしく思います。
明日の定期演奏会は、甲府城西高校の合唱同好会・合唱部通算して、
なんと「初めての」演奏会。記念すべき第1回目です。
「自分たちが歴史のスタートになれるなんて・・・！」
と語る彼らの姿は、とても活き活きとして素敵です。
僕自身は、現在歌うたいとして活動をしていながらも
合唱という分野にはあまり触れてこなかったです。
小学校の合唱は楽しかったし、中学でも合唱はしましたが、
高校では吹奏楽に入って、大学でもアンサンブルにはそれほど興味を持てず
専門的な合唱の教育を受けたことは大学1年の授業を除けば
皆無だったなーと思い返しています。
それでも、彼らにとっての刺激的な体験を
僕の知っている範囲、僕の出来る範囲の知識と技術で
演出できたら、それは素敵なことだなと思い、
僕自身も彼らから多くを学びながら一緒の時間を過ごさせてもらってます。
いや、ほんとに、「一緒の時間を過ごさせてもらってる」のです。
たぶん、僕が彼らに与えられることなんて大したことなくて、
もちろんプロフェッショナルな歌い手を目指して勉強を続けているわけですから、
高校生のそれとは違ったレイヤーで音楽に向き合う術は、当然持ち合わせています。
しかし、それよりなにより、彼らの起こすリアクションやパフォーマンスに、
僕は多くの啓示を与えられています。
とまあそんなことは僕の胸の内にあればいいのであって、
大切なのは、今日と明日を通して、彼らがどんな感情の起伏を体験するのかを
傍らでしっかりと見届けること、だけですね。
その瞬間を、彼らの手の届く範囲での最高のポイントとして体験できるように、
彼らを取り巻く環境を整えてあげることだけが、
僕が指導者としてできる唯一のことじゃないかな、なんて思っています。試行錯誤の中で。
ともあれ、とりあえずは今日の半日を
エキサイティングに共有できるように、いってきます！
yy
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