2014年3月3日月曜日

人を傷付けない範囲で自分の言いたいことは発信していった方がいい、という話






自分のなかで「これ言ったら恥ずかしいな」とか「これ口にしたら変に見られるな」とか
思うようなことってありますよね。


でも、そういうことをあえて発信していくことってポジティブな効能があると思うのです。




僕自身、人からの印象や自分のプライドの関係で、「本当はこう思っているけど隠しとこう」
みたいなことってたくさんあったんです。
けど、ここ最近は積極的に対外的に表明してしまうことも悪くないんじゃないかなと考えて、
なるべく積極的に発信してしまうようにしています。

たとえば

  • お金が欲しいです
  • 仕事を下さい
  • 歌以外にもこんなことができます
  • 会社を作るならこんなことをしたいです
みたいな話とか

  • どうしても自分はだらしがなくて困る
  • 面倒くさがりな性格が治らない
  • 不得意な分野がたくさんあるので人の力を借りることにしている
  • 昔の自分は自己顕示欲だけが強くて人を傷付けることが多すぎた

みたいな話とか。



みなさんはどうなんですかね。
僕としては「お金欲しい」「仕事欲しい」みたいなこと、友達との飲み会の席では話すにしても、
こういうパブリックなところに書いてしまうのってけっこう勇気が必要だったんですけど。
意外とみんな平気で自己PRとか主張とかできるものなんですかね。



でも、いったん腹を決めて外に向けて書いてしまえば、どうってことないんだって気づきました。
むしろ、書くことによって自分のなかで目指すべき地点が明確化して、
そこに向けてどうやってたどり着くのかという方法を集中して考えられるようになったりします。



僕はクラシックを歌う歌手なのでその視点からものを言いますけれど、
ブログを持っている歌手の方、けっこういるじゃないですか。
そこに、ご自身のレパートリー表とか張り付けちゃうっていいんじゃないですか?
あるいは「3日あれば新作暗譜できます」とか「初見・無調性できます」とか
「演出までつけられます」とか、そういうことプロフィールに書いちゃうとか。




クリエイターさんはポートフォリオとかつくるわけだし、
そういう感覚で「やってきたこととできること」をカタログ化しておくと、
突発的な仕事の発注とか増えそうですよね。
経歴を書く、というのとはまた違ったかたちで。





いろんな要因で、「本当は思っているけど人には言えないこと」って人それぞれあると思います。
もしそれが誰かを傷付けたりすることではなく、自分の欲求とか目指したいことに関係すること、
あるいは自分のウィークポイントについてのことだったりするなら、
積極的に外に出してしまうこと、けっこうおススメします。
アウトプットするだけで、一種のセラピーみたいな効果がありますし(本人体験)、
もしかしたらその言葉をどこかでだれかが見たり聞いたりして
なにか反応をしてくれることもあるかもしれません。





積極的に自分の思いや考えを外に出してみようと思ったのも、
昨年の12月にこのブログを再開しはじめてからですね。
それ以前はどこか「守りのアウトプット」をしていたような気がします。

でも、それだと毎日文章かけないんですよね。
自分のなかで「これはやめとこう」「ここは書かないでおこう」とかいう領域が多いと
続けていくうちに閉塞感が出てきちゃって…。
だから前回は更新が停滞しちゃったんだと思います。

恥ずかしさやプライドを振り切って、感じたことをスッと表現するようになったら
ネタがなくて困るー!なんてこともありませんしね。
最悪、「ネタがなくて困るー!」というのをネタにして記事にしてしまえば言い訳で笑



普段のリアルな人間関係で言いたいことを言い放ちまくるっていうのはどうかと思いますが、
こういう個人のブログなんかでは自分の考えていることを空気読んで加工しなくても
アウトプットできるんじゃないかなと思います。
場が揃っているなら、発信していった方がいいですよ。その胸にしまっている思い。





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