2014年6月24日火曜日

これからのクラシック音楽界を考えるために様々な分野からインプットをしています、という話






1ヶ月半くらいブログ書くの休んでいたわけですが。
その間中、新しい仕事の要領を掴んだり、それ以外の時間でインプットをしてみたりと
そういう時期だったようです。


ブログを書くということは、自分の生きているその様を発信することだと捉えています。
なにか、その状況を変えたいなというアクティブなモチベーションが自分のなかに沸いてくると、
それと同時的に「ブログ書きたいな」という熱が生じるようです。


いま現在僕の生活リズムとしては、業務委託を受けている事務所のウェブ運営と
Cloud of Artsとしてのプロジェクト、その他自分単体で受注しているプロジェクトのこと、
そして自分の歌手としての鍛錬に割く時間というサイクルがあります。
これを回していく見通しが立ったのでその時間のなかに再度、自己メディアの構築を組み込んでいこうかな、と。



この頃は、経済や社会の情報収集に興味が向いています。
それもこれも、次世代の演奏家であるためには教養がなければいけないなと気付いたからです。


旧世代の住人と同居するために僕たちが身につけるべきなのは教養だ、という話 
http://bit.ly/1uXCXCz

おそらく今のクラシック音楽界に必要なのは、最新のイノベートに即した
スタートアップ的な思考だと思うのです。
芸術としてのクオリティを保ちながらも、より多くの新規顧客に対して
強い魅力を提示していくことが欠けているし、
それができるのは従来のやり方ではなく、変化していく新しい社会の波に乗った
アイディアやプロジェクトなのではないかなと考えています。

より純粋に再現芸術としての音楽を追究する人員はこれまでもこれからも必要ですが、
それと同時にディレクション的な視点を持った人材も必要不可欠だと思います。
さらにクラシック音楽が日本で、アジアで、世界でブレイクしていくにはね。

僕はどちらかといえば、そういう方面に興味があります。
もちろん自分も演奏家として鍛錬を積んでゆくゆくは
日本のオペラ界で活躍できるような歌手になりたいと思っていますが、
それと同等ぐらいにこれから先の業界としての動向みたいなものにも興味があるのです。

その点を突き詰めていくには、やはり音楽の勉強だけでは無理なんですよね。
社会を見つめてその時流を読み解く視点も必要だし、
ニューウェーブ的な取り組みを継続化していくには経営的な視点も必要だし、
現代に於けるクラシック音楽の価値を考えるのにはやはり歴史に裏付けされた教養的知識も必要だし。


以前は、自分の身近な人が食えるぐらいに、
演奏家と観客を結ぶシステムを構築できたらいいなと思っていたのですが、
このところは、まるっと日本のクラシック音楽界の新しい形を提示できるようなシステムを
開発した方がいいんじゃないかなと考えているのです。



なので、あらゆる分野の先人にお話を伺いつつ、まずは僕自身の見識を広めているところです。



僕のなかで、あるいはCloud of Artsのなかで、新しい可能性を見出すようなプロジェクトが立ち上がったら、
クラシック演奏家のみなさん、ぜひ、お力添えを下さい。

多くの人と関わりながら、情熱を共有しながら、現状を打破していけたらと強く思っています。



ってことで、またしばらくブログを書き続けてみますので、
もし興味のあるトピック等ありましたら気軽に連絡ください!


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