2014年4月21日月曜日
本をたくさん買っちゃう周期、な話
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基本的に活字中毒なので、毎日なにかしらを読んでいます。
高校時代は毎週東京へ歌のレッスンへ行くため、その車内で文庫本を読み漁りました。
甲府を出発する前か、東京に着いた後に文庫本を数冊買って
行き帰りの2時間ぐらいはずっと読んでました。
余った分は学校に持っていって休み時間とか(時には授業中も)に読んでました。
大学入ってからは部屋が狭くてあまり蔵書を置けなかったんですけれど、
それでも本棚いっぱいに好きな本を集めていました。
本棚が満杯になってからはウェブに移って、さまざまなニュースサイトや
電子化した書籍を読んだりしていました。
最近はビジネス本とか自己啓発本が面白くて。
以前だったら考えられないくらいの趣味の変化ですが。
前は小説と評論と哲学書ばっかり読んでいましたから。
ビジネス本や自己啓発本の面白さというのは、
「これは!」という発見が少なくとも1冊に1つはあるということですね。
あとは、短期間で量が読めるという爽快感もあります。
周期的に本をまとめて買いたくなる瞬間があるのです。
先週買ったのはこんなかんじ。
こうやってみると面白いですよね。
2冊は池上彰さんによる教養本。2冊はビジネス本。1冊は投資本。
即物的な知識を提供するこの5冊は、一目見てどんな内容の本か分かる。
デザインもそうなっているし、題名が本の内容をあらわしています。
右下の「ゼロ秒思考」はマッキンゼー出身の著者がマッキンゼーで得たメソッドを紹介しているもの。
マッキンゼー系の本って白背景に黒字でシンプルっていう装丁が多い気がする。
1冊だけこの写真だとどんな本だかよくわからないものがあります。
これは小説。アメリカの作家ポール・オースターの新刊。
他の5冊と比べるとずいぶん控えめな感じがしますね。
オースターの新刊は、オースター自身を知っていないとそれを手にとるという行動をしないでしょう。
この装丁だけに魅力を感じて購買する人、というのはかなり少ないはずです。
でもオースターのファンは一定数いるから、内容の虚無感を表現した
とてもシンプルなデザインで十分なのです。ファンは「オースター」という名前で本を買うのだから。
池上彰さんは自身の知名度やブランドを良く理解されているから、
著書の表紙に自分の顔と名前をデカデカと印刷します。
池上彰が経済や教養を解説している、という情報が伝わるだけで
本に対する信頼度が増します。
その他の3冊は購買者が著者を直接知っている必要がありません。
装丁に配置された「投資ガイド」「マフィアの仕事術」「ゼロ秒思考/マッキンゼー」という文字が
読者の興味に引っかかればいいのです。
特定の本が欲しい時には、Amazon使った方が便利だったりしますよね。
片手間に注文できるし家にすぐ届くし。
でも、「なんか本欲しいなー」ぐらいの感じの時は本屋に行くのが一番です。
だーっと本棚をまわって気になったものを片っ端からカゴに入れていく。快感。
今度は歴史書あたりに手を出してみようかなと思っています。
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