良記事です。
その上司の言葉、「思考停止ワード」ですこんな言葉を使うリーダーについていってはいけない!東洋経済オンライン 新世代リーダーのためのビジネスサイトhttp://p.tl/7GCZ
「本人は内容のあることを言ったつもりだけど、じつは何も意味していないというマジックワード」
を使う上司との会話がアイロニックに設定されています。
勘違いしてはいけないのは、こういう記事を読んで自分の体験に重ね合わせて
「やっぱり俺の上司もマジックワードを使う中身のない人間だ、上司ダメだな」
みたいに、“単なる上司批判”をしていてはいけないということです。
でも、なりがちですよね、人間って。そういう思考回路に。
この記事の要点は
マジックワードに出会ったら、その裏にはどんな欲求があるのか自分の頭で考えてみましょう
ということですから。
そこをないがしろにして上司だけ批判するのも、
「本人は内容のある批判をしたつもりだけど、じつはその批判は何も意味していない」
ということになっちゃいます。
さて、だけれどもこの「マジックワード」というのは本当に世間にはびこっていて。
国会中継とか選挙演説とかみてるとマジックワードだらけですよ。
国の運営という一大事業をまかされている人たちがマジックワード多用するのですから、
一介の社会人たちが同じようにマジックワード多用するのも仕方がないのでしょうね。
ただ、そういった類いの会話の仕方にマジックワードという命名をして
これが世間的に流行ったりしちゃうと、
「マジックワード」という言葉がマジックワード化しちゃう場合がありますよね。
なんでもかんでも「それはマジックワードです」とか指摘しちゃって、
論理的な言葉以外はまともなビジネスマンの話す言葉ではない!みたいな魔女狩り的な。
相手を批判するときに便利な言葉が流行りそうなときにはよくよく気をつけましょう。
簡略化されたワードによって相手を批判するその構図は、魔女狩りと一緒です。
それこそ思考停止です。
大切なのは、自らが思考停止に陥らないことです。
相手の発言を反射的に「それはマジックワードです」と切り捨てることこそ
思考停止に繋がる行動にほかならないですよね。
マジックワードしか使えないのは、よくないことです。
思考停止に陥ることもよくないことだと思います。
なので、論理的な言葉と常に動きつづける思考を持った僕らは、
虎の威を借る狐的な精神で「でたよマジックワード」みたいな
超短絡的な批判に終始することに満足しないようにしましょうね。
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