今日は昼前に行動を開始して掃除やらをしておりました。
料理には細かいですが生来ものぐさの僕は
片付けや掃除などどうも苦手なのですが、
本日に限ってはいそいそと作業をしました。
そのせいか疲れたので、夕食にはたんまり中華を食べ、
食後のデザートにこれを買ってきました。
ああ、何たる甘美な調べ。ハーゲンダッツ。
のどの奥を通る吐息、舌の奥と軟口蓋の破裂、
歯茎と舌先がぶつかりはじけ、歯の隙間を涼やかに駆け抜ける鋭い響き。
ハー、ゲン、ダッ、ツ・・・・
ちょっとナボコフ風にお送りしてみました笑
いや、おいしいですよね、ハーゲンダッツ。
音の響きもかっこいいじゃないですか、ハーゲンダッツ。
命名はコペンハーゲンのハーゲンに、なんかカッコいいからダッツとつけてみたんだそうです。
実は昨日もこの「チョコレートブラウニー」を食べまして、
つづけて2回目の購入なのですが、
チョコレートベースのアイスクリームのおいしさはもちろん
中に入っているブラウニーのテクスチャ、その存在感が気に入ってしまいまして。
もぐもぐ食べてます。本当にブラウニーを食べる感覚。
かなりしっかりめのチョコレート味で、チョコホリックの僕にはたまらない。
クッキー&クリームとかも好きですから、
なんかこう歯ごたえがあるアイスクリームが好みなんでしょうね。
チョコレート党のみなさん、おすすめですよ〜!
さて、本日は郵便物がひとつ届きました。
先日注文していたもの。これ。
スペインの太子 ドン・カルロス/シルレル作 佐藤通次訳
すごいです、時代を感じますね。
岩波文庫の赤帯に相対しますと、すこし背筋が伸びるといいますか
それでいて異国の世界への憧れも刺激される気がします。
各書店在庫無しで増刷未定となっていた本書、Amazonにて古本で発見しまして
早速発注したという次第で御座います。
岩波を題材に書き始めると何故か今度は文体が堅くなるという現象が・・・笑
それでこの作品。まずは著者に注目です。
“シルレル” ご存知ですか?
こう書かれるとなんのことやら、だれのことやらさっぱりですね。
現代では“シラー”と呼ばれる彼はドイツの偉大なる詩人。
シラーといえど今日はワインの話ではありません。
彼の詩作「歓喜の歌」はのちにベートーベンにより
交響曲第9番にてとりあげられとても有名ですね。
で、そのシラーの書いた「ドン・カルロス」
これを原作として書かれたオペラがあります。
そう、ヴェルディの「ドン・カルロ」
僕はこのオペラに強い憧憬を持っておりまして、
映画ではローレンス・オリヴィエの「無敵艦隊」や
ケイト・ブランシェットの「エリザベス」前後作なんかをみて、
おお、フェリペとはこんなふうに描かれているのか、と
フェリペⅡ世という人物がどう表現されるのかを
考えてみたりしていました。
それでいて原作を読んでいないことにふと思い立ったので
これは読まねばということで入手。
以前までは「戯曲」という形式の文章を読むのが苦手で、
苦手でというのは読む“方法”がいまいち身に付いていなかったので
少し敬遠していたというのもあるのですが、
近頃は戯曲を読むための方法を教えてくれる
素晴らしい師に巡り会えましたので、
シラーだろうがシェイクスピアだろうが、それこそゲーテも怖くないつもりです。
折しも季節は秋。
時間を見つけて深々と読書に浸ろうと思います。
そうそう、僕が以前ご紹介したフェリペⅡ世がオペラの中で歌うアリア。
こんな曲でございます。
歌手はもちろん、Cesare Siepiにてお送り致しましょう。
yy
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