2013年3月31日日曜日

3/31 食事会の様子

こんばんは、山野靖博です。
今日も寒かったですねー。
寒いとやる気と元気がモロにダメージを食らいます。
活発さが7割方減です。
明日は暖かくなるといいなー。


さて、昨日3/30は高校時代の友人を招いての食事会でした。
実に4〜5年越しの実現。ようやく開催できた宴は
昼から6時間食べっぱなし飲みっぱなしの愉快なひとときでした。
お客様をお迎えしてもてなすなんて、寮生活ではなかなか考えられなかったので、
本当に嬉しいかぎりです。
遊びにきてくれたみんなも喜んでくれていたようですが、
なにより僕が一番楽しんでいました。その張り切り様が伝わるような記事をば。

ゲストは3人。僕も含めて4人。花のある食卓。

前菜は5品。これは写真を撮り忘れました。
ので、料理名を簡単なレシピと一緒にご紹介!

・空豆とパルミジャーノレッジャーノ
   旬の食材で。茹で上げて薄皮をむいた空豆におろしたてのパルメザンチーズと
   黒胡椒をたっぷりひいて和えただけ。簡単お手軽。
   スパークリングワインにもビールにも合いますよ。
・菜の花とうどのオランデーズソース
   これも旬の食材。うどと白アスパラの発想は以前お話ししたような気が。
   昨日はそれに菜の花の苦みも加えて、ふんわりと泡立てたオランデーズソースを
   纏わせました。
・鱈とじゃがいものクロケッタ
   本来はバッカラという干した塩鱈を使う北イタリア料理ですが、生鱈で代用。
   雪塩(雪が積もったようにみえるほどの強い塩加減)をして30分ほど〆た鱈を
   水洗いして少し塩抜きをして、牛乳で煮崩す。
   蒸してマッシュにしたじゃがいもと混ぜて小さなコロッケに揚げます。
・カポナータ
   イタリアの野菜のトマト煮。といっても、煮込む時間はわずかです。
   野菜は食べやすい大きさに包丁。
   オーブンがないので、パプリカは茄子と同様に素揚げ。
   玉ねぎとセロリはオリーブ油でざっくり炒めます。
   ズッキーニは歯ごたえを残しながらも焼き目がつくようにグリル。
   以上の野菜を鍋で合わせて塩、砂糖、ケッパー、オリーブ、ケッパーのマリネ液
   何かと一緒にある程度水分が飛ぶまで炒め合わせます。
   少し煮詰めたトマトの水煮とローリエを加えて、水分量をみながら煮詰めます。
   最後の火入れは時間を少なくして、仕上がったらしっかりと空気を含ませるように
   混ぜ合わせる。この作業を「マンテカーレ」というそうです。
・ポルペッティーナ
   小さな肉団子。合い挽き肉に卵、松の実、クミン、塩胡椒を加え練り上げます。
   ボール状に整形して小麦粉をまぶし、周りがカリッとするまで揚げます。
   仕上げにピスタチオオイルをかけました。

写真はたまたま仕込みのときに撮影していたカポナータ。
仕上げにマンテカーレしてあげると、ソースの粘度が上がって具材に絡み、
照りが増します。簡単だけど大切な一手間ですね。

ここからは写真付き!
料理の紹介に留めますね。

 真鯛のカルパッチョ

 ガツのサラダ
合わせた葉野菜はクセのあるものばかりです。僕の好みの一皿。
 鯛と筍のロールキャベツ
桜鯛と筍と春キャベツで季節感満載の魚料理。どうしても鍋料理を出したくて。
鯛と筍は生ハムで巻いてあります。
 鴨のロティ ベリーソース シャンピニオンのピュレを添えて

ベリーとオレンジのグラチネ
デザートを自作したのは初めてです!
でもこれはとっても簡単。好きなフルーツにサバイヨンソースをかけて
グラニュー糖振って、クレームブリュレのようにバーナーで表面を焼くだけ!

デザートの前には、魚料理で残った魚のお出汁にてリゾットを作りましたよ。

で、これが合わせたワインたち。

北イタリアから、ヴァッレ・ダオステのロゼよりの白
同じくピエモンテからランゲの白
ドイツ・ファルツのシュヴァイゲン村よりベッカー氏の赤
アメリカはオレゴンのローグヴァレーの赤
特筆すべきは、ぜーんぶピノノワールだと言うこと。
写真にはないブルゴーニュのブラン・ド・ノワールを含めれば5本のピノノワール。
テイスティングしながら料理を微調整してくという経験も初めてしました。

いやはや、本当に楽しかったです、今回の食事会。
今まで食べたもの飲んだもの読んだもの聞いたもの教えてもらったもの。
僕のこれまでの経験を全て注ぎ込んでみました。

もしも丁寧なレシピが知りたいものがありましたら言って下さいね。
ご紹介致します^^

隔月くらいでこういう食事会できたらいいなと、密かに思っております。

yy

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