2016年12月31日土曜日

2016年に寄せて。


今年も本当にお世話になりました。
あらためて2016年のカレンダーを見返しているんですけど、
なんという年だったのでしょう!笑
新しいチャレンジの連続。
こんなにたくさんの出来事が1年のうちに起きたと思うと
ちょっと俄かには信じられません・・・。


たくさんの舞台、たくさんのコンサートにて
たくさんのお客様にお会いできたことが本当に幸せでした。

シャンソンコンクールでの優秀新人賞受賞、
高校時代から憧れていた名指揮者リッカルド・ムーティとの共演、
日本初演「ジャージーボーイズ」と共に迎えた怒涛の夏、
初めての時代劇に挑戦した「天地に咲く〜維新編〜」での大久保利通役、
そのほかにも、結婚式、保育園公演、小学校公演、ソロライブ、シャンソンコンサート、
レギュラーで出させていただいている河口湖オルゴールの森、オペラコンサートなどなど。
本当にたくさん、お客様の前に立つ機会をいただきました。
この幸運に、心から感謝をしています。


やはり、今年を振り返るにあたって避けて通れないのは
7月丸々をシアタークリエで過ごした「ジャージーボーイズ」への出演。
この期間、本当にたくさんの方が僕の存在を知ってくださって、
しかも、そのうちの少なくない数の皆さんが、今なお僕のことを忘れずにいてくださるのです。
Twitterでの「いいね!」や、各種SNSでのコメント、舞台やコンサートにいらしてくださる方や
メール、お手紙でメッセージをお寄せくださる方。
本当にたくさんの方が応援してくださっていることがいまの僕のエネルギーになっています。

いや本当に、「忘れずにいてくださる」というのが、どれだけありがたいことか。
そのお気持ちに応えられるように、夏以降の毎日を過ごしてきたように思います。
いつかまた、僕のパフォーマンスを目にしてくださったときに
「お、山野は良くなったな」と思っていただけるように、
ありとあらゆることを吸収しつくしながら生きていこうと日々思っています。


また、シアタークリエでの連日満席のエネルギーを感じたあとに、
小劇場規模の舞台でじっくりと芝居に向き合うことができた「天地に咲く」の経験も
僕の舞台人生を振り返るときのひとつのターニングポイントになることと思います。
この「ミュージカル」と「芝居」の経験は、クラシックやシャンソンのコンサートでのパフォーマンスに
本当に大きな影響を与えてくれましたし、ソロライブでの僕の在り方にも
強いインスピレーションを与えてくれました。


振り返れば振り返るほど、2016年は「初めての体験」に埋め尽くされた一年でした。
その全ての場面で出会った人、考え方、技術、理想、思い、愛、苦悩が
未熟な僕を成長させてくれましたし、いまこの瞬間の僕を形作ってくれている実感があります。


願わくば来年も、より多くの「初めての体験」に遭遇し、
さまざまな分野の舞台を縦横無尽に駆け回れるように頑張ります。
そして、みなさんとも一回でも多くお会いし、僕のパフォーマンスを見てもらいたいなと思います。
まだまだ身に付けたいことや知りたいことがたくさんあります。
チャレンジを続けていきたいと思います。
ありがたいことに、2017年はすでに決まっている本番がいくつもありますので、
それら全てに、万全のパフォーマンスで臨めるよう、
毎日を着実に生きていきたいと思います。



2016年、皆様からの応援とご支援に、心から感謝申し上げます。
皆様なしでは、今日の僕はあり得ませんでした。
画面の向こう、まさにそこにいてくださるあなたが、
いまの僕に大きな影響を与えてくださいました。
本当にありがとうございます。


来年も頑張ります。


ひとまず、良いお年を。
また来年、お目にかかれる日を楽しみにしています。



山野靖博









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