2014年5月2日金曜日
気持ちの良い5月!な話
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5月に入って美しい晴れの日が続きました。
なんと気持ちの良い季節でしょう。
今年は花粉症のひけがなんとなく早くて、
4月の途中からは薬を飲まずにも別段不自由なく過ごすことができました。
いつもだったらこの時期ぐらいまで目鼻ぐじゅぐじゅで疲弊しているのに。
家のまわりは庭を有した邸宅が多く、住宅地でありながらそこかしこに緑があります。
川が近いぶん、時たま羽虫の多い道に遭遇しますが、そのせいでしょうか
鳥がたくさんいます。それもカラスとかハトとかじゃなくて、なんとも可愛らしい小鳥たち。
小鳥の名前には詳しくないから、なにとは言えないのですけれど、
よく朝方やあるいは午後の穏やかな時間にピチピチと鳴いています。
鳥の啼く音で目の覚めることもあるくらいです。
うるさいわけではなく、どうにも気分のいい目の覚め方ですね。
家から駅前まで歩くと、ここ三四日目につくのがツバメ。
お腹の白い羽根の柔らかさがはっきりわかるくらいに近くを飛んでいます。
あるいは商店の軒下にとまって、つがいで鳴き合っています。思わず足を止めてしまいます。
ツバメをじっくり見るなんて、おそらく小学生ぶりの記憶。
中学に入ってからいつの間にか見なくなっていました。あるいは僕が気を留めなくなったのかも。
まさに燕尾服のように、長い2本の尾羽とパリッとアイロンのあたった白いウィングシャツ。
ボウタイは目にも鮮やかな赤で、可愛い上にお洒落だなと思います。
鳥たちが軽やかに飛び回るのは、羽虫のせいもあるでしょうが、花の盛りということも関係しているでしょう。
道を歩けばあちこちに、サツキにツツジ、藤、ハナミズキ、牡丹、ジャスミンなどなど。
華やかに咲き匂っています。
サツキとツツジは良く似ています。それもそのはずでサツキの正式な名前はサツキツツジ。
ツツジの仲間のようです。
けれど見た目はすこし違って花の違いはもちろん、見分けるには葉を見るとわかりやすいです。
ツツジの葉は比べて大きくねっとりとして光沢がありません。
一方サツキは、小振りな葉っぱでツヤツヤと表面が光っています。
この見分け方を教えてくれたのは母だったように思います。
この気持ちの良い陽気も一瞬、すぐに梅雨に入ってそれが空ければ暑くなり
今年も夏がやってくるんですね。
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