「具体的になにをしているの？」と自問しつづけてみる、という話

状況分析だけ上手くて、偉そうに批評めいたこと言って、
それでいて自分は現場の外にいて特に行動は起さず、
言葉だけ操って偉そうな振りをする人っていますよね。


というか、すこし前までの僕がそうでした。
あるいは、今もそういう風に見られているきらいもあります。


僕は、いまでもいろいろ言います。
「お前が言うなよ」みたいなことも言っているかもしれません。
以前よりは人を傷付けたり不快にさせたりしないように気遣うようにはなりました。




とてもお世話になっているある方の口から、
数多く聞くことがあるフレーズ。

「具体的になにをしたらいいと思う？」
「具体的になにをしているの？」

経済のことや地域の活性化のことや、その他いろいろ、
未来を良くしようという志から発生した数多の議論を聞くと、
必ずこう聞き返すのです。

「具体的になにをしたらいいと思う？」
「具体的になにをしているの？」

そのフレーズを聞くたびに、僕はひっそりと、ドキッとしています。
いま僕は具体的に何をしているのだろうって。
現実的にどんな行動をとれているのだろうかって。



優れた思想家は同時に行動します。
僕の愛するソクラテスは自らの考えと行動が一致しているが故に
毒人参の盃をあおりました。



さて。
このところいろいろ考えるのを保留していました。
というか、いろいろ考えるエネルギーを確保することに努力をしていなかった。
いい加減、いろいろ考えることをもう一度はじめようと思います。
そして、行動することも同時にサボらず弛まず続けようと思います。



僕が思い描く理想の未来にたどり着くためには、
達成しなければいけない目標があります。
それも、いくつかあります。
そのひとつは僕個人に関係すること。
他は山梨の文化や日本のクラシック音楽界に関連すること。


この間の音楽超詰 Vol.1 を経て、すこしだけエネルギーを蓄えられた気がします。