2014年3月4日火曜日

日々の習慣こそが人生をデザインする、という話






毎日同じことをしようと思えば、毎日同じようなシチュエーションをつくって、
そこに自分を置かねばなりません。


たとえば毎日運動をする、といったって
それをする時間がとれない日は断念せざるをえないし
そんなに忙しい日々が続くのだとすれば続けていられるはずもありません。


食生活で毎日決まったモノを食べるようにすることだって、
イレギュラーな出張などでそのもの自体が手に入らないということもあり得ます。



僕が継続を目標としているのはブログの更新とジム通いですが、
このところ頻発に山梨に戻ったりや、東京でもなにがしかの外出の用があったりと
特にジムに割くリソースを準備するのが大変です。


ある程度の基礎筋力がついてきたので、自重でも辛くないくらいの負担でトレーニングができるようになり、
ジムにいかずとも一通りの運動はできるのですが、
効率や集中力をかんがえるとやはりジムにいく時間を確保できる方がいいですね。


ブログについても、どこでだって書けるというわけではないし、
落ち着いた環境を整えられれば記事の質について気を配る余裕もうまれます。



以前ある先生が
「歌い手の難しいところは、毎日歌う習慣を確保できるかどうかだ」
とおっしゃっていたのが、非常に印象に残っています。

ただ歌うだけではなく、落ち着いて練習ができる環境や時間、
その時間を100%集中して過ごせる体力、そういったものを毎日維持していくことが
歌い手のひとつの務め、だと。


たとえ時間があったとしても、ヘトヘトで歌うどころではないなら意味がないし、
元気やモチベーションがあっても思い切り歌を練習することが許される場所がなければ
これまた意味がありません。


毎日なにかを続ける、と決めると、知らず知らずのうちに、
その事柄をスケジューリングの中心として生活を考えるようになります。
それによって、自分の生活がデザインされていく、というようなことは確実にあります。


毎日食後のお茶を欠かさない、という習慣なら、そこに添えるお茶菓子に気を配るという要素が生活に織り込まれますし、
毎日夜の10時までに寝ると決めたなら、それまでにやるべきことを済ませるようなタイムマネジメントが必要となります。

つまり、耐えずその習慣を維持するためには、優先的にシチュエーションを整えて、
自分をそこへ追い込んでいかないといけないのです。


情報の量も多いし、それが移り変わるスピードも早い現代では、
日々のタスクが多岐に渡り一日のスケジュールは満杯になりがちです。

そこから必要のないものや「ちょっと興味あるけど習慣の妨げになるもの」をとりのぞいていかないと、
なかなか毎日同じことを繰り返すって難しいのです。
つまり、日々の習慣を決めることは、なにかを捨てることの訓練になるわけです。


毎日会社に行く、とかも素晴しい習慣だと思います。
日々なにをするのかが、自らの人生をデザインすることにつながると考えると
毎日の生活の目標がシンプルになっていいですね!



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