もう2日前のことです、ご報告が遅くなってしまいました。
以前より告知しておりました「3/29山梨県出身の若手音楽家によるコンサートin甲府市総合市民会館」が
無事に終演いたしました。
たくさんのお客様にご来場頂きましたこと、出演者一同深く感謝いたします。
今回は山梨の地から県内外で音楽の勉強を続けている12名の10~20代の演奏家により
さまざまな演奏形態、さまざまな作曲家の楽曲を取り上げた盛りだくさんのコンサートとなりました。
実に3時間という長丁場なコンサートでしたが、多くの方が最後まで聴いてくださったことに
本当に有り難い気持ちでいっぱいです。
大学時代からゴリゴリと、ヴェルディのバス曲ばかりにあたってきた僕ですが、
今回はひとつの挑戦として、ベッリーニのアリアとラヴェルの歌曲を取り上げました。
ベッリーニのメロディはシンプルで優美なだけに、そのラインを自分の息で描いていく作業がとても難しく、
またラヴェルの最期の作品「ドゥルシネア姫に心を寄せるドンキホーテ」の3曲は、
いままでに経験したことのない集中力を必要とする作品でした。
いずれの曲も、音楽家人生のうちで、長く演奏し続けたいと思うほどにいい曲です。
じつは、今後の自分の予定をめくってみても、
みなさまの前で公に演奏させていただく機会がしばらくないのです。
演奏の機会は幸せなことにいくつか頂いていますが、どれもクローズドなステージなのです。
またみなさまに、山野の成長を確認していただけるような機会を持てたらと考えております。
その際はぜひ、よろしくお願い致します。
3/29のコンサートの共演者はみな、僕の高校時代からの仲間でした。
それぞれがそれぞれの場所で、それぞれの生き方のなかで、今なお音楽の道に精進し、
誰も溢れることなく上達していたという事実を感じられて、
とても嬉しい時間を過ごすことができました。
日頃より山野靖博をはじめ、山梨はもちろん全国の若い音楽家を応援くださる皆様に、
心より御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。
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