都知事選が昨日終わりました。
僕としては、インターネットを使った選挙活動の動向に興味を持ってみていたわけですが、
結果としてもっともネットの活用事例の少ない舛添さんが当選なさいました。
次世代を担う若者はネットネイティブだから、ネット利用は新しい波を作る。
この志は正しいと思いますが、現段階ではネットの世界から
現実の世界へと影響を及ぼすその力は、現実を改新するほどの強さは持っていないということですね。
今回の選挙でインターネットを活用した候補者(家入・宇都宮)とその陣営には、
普及曲線におけるイノベーターやアーリーアダプターと呼ばれる人々が
集まっていたように思います。(ネット活用にフォーカスしたとき)
そして、その流れに期待を寄せて、集まった支持者も
ほとんどがアーリーアダプターに当てはまる性質を持った人々だったですね。
今後日本のOSを新しくするためには、
これまでのシステムから一度大規模なアップデートを起さなければならないし、
その観点でネットの持っている可能性の大きさというのは評価されてしかるべきです。
まずはアーリーマジョリティの段階まで「相互的でポジティブなネット利用」が
浸透するようにしなければなりません。
やっぱり、ネットにハードルの高さや、ちょっとした警戒を感じている人々は多いのです。
それがよくわかりました。
僕のまわりだって、嬉々としてテクノロジーにコミットしてる人、少数だもんなー
0 件のコメント:
コメントを投稿