山梨、群馬、西東京、長野、静岡、宮城などの雪の被害ですが、
ひとつフェーズが進みました。
当初、国も行政も報道も注視しなかった状況でした。
けれど、各地方行政の取り組みで自衛隊が派遣されたり、
あるいは現地にいる方々の懸命な除雪作業と情報拡散により
国が事の次第の大きさを把握し動き始め、報道局の取材班が各地に到達することが可能となり
テレビでの報道も少しずつ増えてきました。
これは、特筆すべき進歩ですよね。
(国や報道はもっと早い対応ができたはずだ、というのはもっともな憤りです。)
僕のふるさとである山梨県で言えば、2/17の23時頃に中央道の通行止めが解除され、
物資不足でギリギリだった市民生活も多少の改善をみるのかなとひとまずほっとしました。
水曜・木曜と再び雪の予報が出ていますので、18日中になるべく多くの世帯に
食料、燃料、生活必需品、医療品が供給されることを願うばかりです。
———「願うばかりです」「祈るばかりです」という言葉の無力感に
自らを責めることもありますが、これは言っても仕方の無いこと。
いまは東京に留まらざるを得ない状況なので、東京でやるべきことをやります。
水曜の夜にはひとまず東京での仕事が落ち着くので、可能ならば山梨入りしたいと思います。
雪で交通網がふたたび麻痺してないといいのですが。
とにかく山梨に行って、木曜日に雪が降るようならばひたすら雪かきして、
元気が無い人がいたら近くにいって話をして、
もしもその人が望むなら歌をうたって、
炊き出しの場があるなら料理だってするし、
雪害の状況を映像にとって発信したいと思います。
行政や国が動いて、大手放送局がすこしずつ報道をはじめたので、
SNSなどでの個人による情報の拡散の仕方を変えねばなりませんね。
不確定な情報を自分で篩いにかけるのではなく、より確実な正式発表を拡散したり
防災関係の問い合せの正規窓口を紹介したり、そういうことにシフトチェンジしたいと思います。
災害は時間が経つごとに状況が変わっていきます。
そのため必要な情報や対処法も変わっていきます。
数週間やり過ごせば、暖かくなって雪は溶けるでしょう。
けれど、この大雪で潰れたビニールハウスや作物の木、
建築物などは自然には復活しません。
この大雪で停滞した経済活動に関する損失の影響にも対処する必要がでてきますね。
その瞬間の状況を見極められるように気をつけていきたいと思います。
気象庁の週間天気予報では、20日木曜日の天気が曇一時雪となりました。
降水確率は50%で、予報信頼度はCということです。
明日にはまた予報の内容が変わっている可能性が高いですね。
水曜日に戻れることを切に願います。
0 件のコメント:
コメントを投稿