睡眠リズムの最適値がうまくみつけられない山野です。
たぶん睡眠時間は8時間が自分にとってベストなんですけど、
11時に寝ようが3時に寝ようが、翌朝の9時ぐらいが一番起きやすい時間なのはなぜでしょう。
8時間睡眠ベスト説とずいぶん矛盾があるなぁ。
このところは「読む」毎日を過ごしています。
楽譜と、書籍と、ウェブ記事を、バッサバッサと読んでいます。
楽譜を読む習慣って(これ言うの本当に恥ずかしいんですけど・・・)僕の中であまりなくて、
めざす本番があってギリギリになって「そろそろ勉強しないとやばいんじゃ・・・?」
って頃になってようやく読み始めるという体たらくでした。
さすがにそれってあり得ないと気付いたので、先回りして読むようにしてます。
書籍は、このところインプットへの意欲が強くて、
気になっていたけど手を出していなかった本を一通り手元に揃えて片っ端から読み進めています。
たぶんこれは、毎日ここでアウトプットをしていることの反動だと思います。
お金に対しての考え方にちょっとした変化があったことも関係しているかもしれません。
(今のうちに何かを我慢して小銭を貯めるよりは、その小銭で出来る経験を積み重ねて価値ある人間になった方がお金の使い方としては賢いんじゃないかという仮説)
そしてウェブ記事。
あらゆるトピックが縦横無尽にリンクされているので、
移動時間とかにさらっと読むと結構大きな発見があったりして面白いです。
そこでの発見が後日ブログの記事のきっかけになったりもするので。
そうやっていろいろ読んでる生活の中で、僕の心にすとんと入ってきた言葉があります。
どの媒体で読んだかを忘れてしまったのが惜しいのですが(ちゃんとメモしなきゃだめだな)。
文系の本領は本を読むことですから
これ。カッコいいなと思うと同時に、
当たり前なことだけどあらためて言われないと気付かなかったと開眼させられました。
僕は文系の大学に進みながらもその専門が「音楽」だったので、
そこまでたくさん本を読む必要性を感じてきてはいなかったです。
ただ、世の文系大学生たちは、理系の学生が日夜研究にいそしむように、
何百何千の本や論文を読むということがその日常の根幹なんですよね。
世間で有名な作家や哲学者の本を読むと、いろんな文献からの引用がバシバシでてきて
「うわー、この人たちこんなにいろんな本のいろんなフレーズ、よく覚えてるな」
と常々感心してきたんですけど、「文系の本領は本を読むこと」といわれれば
それが当然のことだとよく理解できます。
料理人なら料理をすることが本領。
歌手なら歌うことが本領。
研究者なら研究をすることが本領。
こういうわかりやすいものはいいんですけど「文系の人って具体的になにしてんの」
というところは、ちゃんと認識できていませんでした。
それに照らし合わせてみると、僕ら音楽家の、特に再現演奏家の本領はなにか。
演奏技術の日々の鍛錬、と、楽譜を読むこと
これに尽きますね。
いままで僕の中で曖昧だった指針が明確になりました。
毎日生活しているといろんなところでいろんなきっかけで
大きな発見をするものですね。
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